モーションウィジット

2020年2月21日金曜日

【観光】妻沼聖天山、風変わりな門やら小説舞台の割烹店やら

「妻沼」と書いて、「めぬま」と読める方は埼玉通なのか。
私には「つまぬま」としか読めず、ここに国宝のお堂があるのも知らずでした。

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その国宝がある妻沼聖天山、まず貴惣門は国指定重要文化財。
屋根が二層になってますけど、下の屋根は手前と奥で別々、合計3つの屋根があるんです。

鬼を踏み付ける毘沙門天と持国天の像があって、巨大な像の迫力はなかなか。

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武士の像は、熊谷だから熊谷直実…いや、斉藤実盛とな。
どちらも平安末期~鎌倉初期の武士ですけど、このお寺を開いたのが斉藤実盛なのか。

斉藤実盛は、幼少時の木曽義仲を助け、時代が巡り巡って最後は木曽義仲の軍に討たれたんだとか。
最後の陣では老兵と悟られぬよう髪を染めた、その様子が像になっているらしい。

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ここのご本尊は歓喜天、ヒンドゥー教起源の神。
灯籠のにしがみつくこの像は、それと関係があるのかどうか。

いずれにせよ、普通の寺ではなかなか見ないもの、可愛らしいですね。

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境内の割烹料理千代桝、「残雪の家」という碑は何だろう。
田山花袋…あ、作家だっけ?

ここで記憶を辿るのをギブアップ、ネットで調べてみると、明治から昭和の作家で、「残雪」という小説の舞台となったお店のよう。
鰻2,800円は都内と比べりゃ高くはないですけど、それでもちょっと贅沢過ぎる。

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仁王門には、紐で鳴らす鐘がついているのは珍しいですね。
あれ、写真をよく見ると、右前を歩く人がよろめいているけど、まぁ関係ないか。

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本堂の彫刻、確かにこりゃ立派だな。
でもこれで国宝とは、ちょっとショボい…

いやいや、無料で観ることができるのはここまで。
本堂正面はほんの触り、国宝の真髄を観るには700円を払わにゃいかんのですよ。

そちらの様子については、また明日の記事にて。


【今日のワンポイント】
・妻沼のお隣は深谷。深谷といえば、ネギで有名ですよね。同じ畑のネギでも、深谷に出荷すりゃ深谷ネギ、妻沼だと妻沼ネギ。深谷の名の方が若干高めということです。ってことは、ネギは妻沼で買うのがお得、ってことですね。

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