モーションウィジット

2020年2月18日火曜日

【観光】ゼリーフライという食べ物、その正体は?

さきたま古墳公園の記事、昨日からの続きです。

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丸墓山古墳のお隣は稲荷山古墳。
典型的な前方後円墳で、ここも登ることができます。

時間もないしと登るのをやめたのは失敗で、頂上には2基の埋葬施設があるらしい。
もっと十分に観光時間を確保しておけばよかった。

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将軍山古墳、土器は装飾のため並べていたものと聞きますけど、遠くからだと等間隔に並ぶ兵士や盾のようにも見えますね。
遠近感も利用した戦力偽装、なんてことはないか。

「堀内は立入禁止」の看板かと思ったら、「古墳を大切にしましょう」か。
当たり前だなと思いながら、並ぶ土器をもう少し近くで見たいなと。

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ほぉ、なるほどねぇ。
近くで見ると、壮大なスケール感をなおのこと感じるぞ。

これで満足してしまい、ここで2つ目の失敗。
古墳の反対側に回ると、横穴式石室も見ることができたのか。

先に博物館に行って、見学コースを調べておくのが正解なんだなと。

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露店では、チョコバナナを販売。

異常にカラフルだなと思いつつ、ふと横の発泡スチロールの箱を見ると… ん?「銭富来」って何だ?
別に貼ってある「小銭が不足しています。」と何か関係があるのか?

銭富来、どうやら「ゼリーフライ」という食べ物のことらしい。
100円と安いし、どんなものだか1個買ってみよう。

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これがそのゼリーフライ。
ジャガイモとおからを固めて揚げ、ソースをたっぷり漬けたもの、コロッケの中身みたいなものですね。

もっちりとして、ソースの複雑な味もなかなかの一品。
行田にしかないもののようですけど、このB級グルメな味は他でも売れるんじゃないかな。

ところで何で「ゼリー」なのか。
形が小判のよう、なのでで銭、訛ってゼリーというのが定説とのこと。

小判フライの方が自然では? 銭がゼリーに訛るのか?
様々な疑問が湧いてきますけど、個性的で美味しきゃまぁ何でもいいか。

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「さきたま」って、県名発祥の地なのか。

「埼玉」と書いてあれば、普通に「さいたま」と読んでしまうのは長年の擦り込みによるもの。
文字としては確かに、「さきたま」ですよね。

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そんなこんなで、寄り道しながらも埼玉県立さきたま史跡の博物館に到着、入場料は200円と、太っ腹なのは県立だからか。
この値段なのに、展示物もなかなか凄いんだよな…

というところで、続きはまた明日。


【今日のワンポイント】
・ゼリーフライの起源、日露戦争で中国東北地方に出征した地元の茶屋の店主が、現地の野菜まんじゅうをアレンジしたものとのこと。明治時代からの食べ物なんですね。

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