モーションウィジット

2018年11月4日日曜日

【旅行】破砕帯を通過、黒部ダムに向かって

黒部ダムに前回行ったのは、確か小学生の時、ってことは40年近く前なのか。
バスに乗ったことや、数多くの殉職者がいたことなど覚えているので、子供ながらに結構なインパクトを受けたんだと思います。
 
 
そういえば、数ヶ月前にブラタモリでもやっていたので、もしかすると混んでるのかな。
なんて思いながら行ったら、予想は当たっていましたよ。
 
トローリーバス出発駅である扇沢近くの駐車場は既に満車。
離れた駐車場からの送迎バスに乗って、ようやく着いた扇沢でもこれだけの行列です。
 
トローリーバスは6台まとめて走るので、この倍ぐらいの人を一気に運ぶことができるのは素晴らしい。
 
トローリーバス、これですよ。
トンネル内を進むので、空気を汚さぬように動力は電気。
 
この形は3代目、1993年から走り始めて、今年が最後なんだそうです。
最後に乗れたというのは記念になりますね。
 
バスに乗るのは15分程度。
なので立っていてもそれほど苦にはならずですけど、ギュウギュウ詰なので、座れるに越したことはないですね。
 
トンネル内の破砕帯はブルーのライトで識別できるようになっています。
 
で、破砕帯って何だ。
ブラタモリでもやっていましたけど、岩盤の中で岩が細かく割れ、地下水を溜め込んだ軟弱な地層のこと。
 
ここからは毎秒660リットルの水と土砂が噴き出して、掘り進むに進めない大難所。
80mという僅かな距離のためにの要した期間は7ヶ月、バスで通ればほんの一瞬ですけど、当時の苦労は相当なものだったのでしょうね。
 
黒部ダムに到着、まず行くのは展望台か、黒部ダムか。
 
これ、性格が出るんだろうなぁ。
我々は悩むこともなく、苦難の展望台を目指すことに。
 
途中、破砕帯から引いている水を飲める場所。
少し飲んでみたところ、冷たくていい味でした。
 
そして展望台に出ると、おぉ、素晴らしい眺め。
標高1400mちょっとのこの場所からも、更に遥か遠くに見える山の頂きは高いなぁ。
 
見下ろすと、おぉぉ、これも大迫力の黒部ダム、凄いなぁ。
一先ず大感動したところで、続きはまた明日。
 
 
【今日のワンポイント】
・黒部ダムを観光できるのは4月15日~11月30日、紅葉の季節、トローリーバスは更に混みそうなので、狙い目はその後ですかね。
 

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