モーションウィジット

2018年11月3日土曜日

【旅行】国宝なのに、人は疎らな仁科神明宮

松本旅行2日目、この日のメインは黒部ダム観光。
その前に1箇所だけ、移動途中にある仁科神明宮に寄っていくことに。
 
到着は10:20頃で、観光客はほとんどおらず。
国宝がある神社だというのに、車じゃないと来にくいというのがネックなんだろうか。
 
まず最初に驚くのは、参道にある杉のデカさ。
2本立っているので迫力倍増、高さは…25m位と見たぞ。
 
近づいてみると、え、本来は3本杉なんだな。
真ん中の木は、1979年3月に突風で倒れてしまったんだとか。
 
え、高さは50m!?
一定以上だと、「高い」と理解したらそこで人間の思考は停止するんでしょう。
 
隣の木も、よく見たら支えがあるじゃないですか。
推定樹齢800余年、そりゃ倒れてもおかしくはないんだろうなぁ。
 
高遠石工の手による手水鉢、支えているのは4人の力士像。
高さもあるし、こんな形の手水鉢は珍しい。
 
手水舎で直角に曲がった先の参道。
それほど長くはないものの、奥深い森へと繋がる空気感が素晴らしい。
 
おぉ、これが神門と拝殿か。
工事中で、雰囲気を損なわないよう撮影するには角度が限られてました。
 
式年遷宮は20年に一度、次回は…お、2019年、来年じゃないか。
そうか、工事は式年遷宮に関係しているんだろうなぁ。
 
もうすぐ真新しい社殿を拝めるようになるんですね。
 
神聖な雰囲気は、歴史ある神社共通の特徴。
素朴なのが、昔の趣きを醸し出しているんでしょう。
 
御神木も、どうやら折れてしまったのか。
近くに接木で育てている孫木があったので、世代交代が進んでいるんようです。
 
孫木が同じような大きさになるまで、これから数百年。
時間の単位が、人間とは10倍くらい違うんだろうな。
 
そんなスケール感を感じる神社、いいところでしたよ。
 
 
仁科神明宮
長野県大町市社宮本1159
0261-62-9168
 

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