とある休日、旧古河庭園に行ってみようと思ったのは、秋バラが咲いていると聞いたから。
マリーナでBBQをという予定もあったんですけど、台風の接近で風が強いおそれもあるだろうと早々に中止に。
実際はそれほどの風は吹かず、気温だけが急上昇して、8月のような暑さになった日でした。
前週も台風がきて、薔薇の花も飛ばされてしまったとは聞いてはいたんですけどね。
真っ盛りになると人の数も凄いだろうと、先んじて行ってみたという次第です。
最寄り駅はと。
え、上中里？ 京浜東北線にそんな駅あったっけ？
これは一種特別な感覚で、この年になれば、関東であれば一度は聞いたことがある地名であることが普通。
ところが、上中里というのは初めて聞いたし、しかも京浜東北線だったとは… 世の中、まだまだ知らないことあるなぁ。
旧古河庭園に到着したのは9:30頃、まだまだ空いている時間帯です。
空は真っ青、気温は早くもグングン上昇中。
で、バラはと。
吹っ飛んでしまったというのは、どうやら本当だったらしい。
そこそこまとまった数のバラと、洋館が同時に写るショットは限定的でした。
まぁバラはともかく、この洋館はなかなかの素晴らしさ。
この建物ができたのは1917年、日本庭園が完成したのは1919年とのことで、ちょうど100年を迎えようとしているんですね。
この日は披露宴があるとのことで、中には入れず。
こんな歴史あるところを披露宴会場として貸すなんて、運営側も結構な太っ腹。
日本庭園はさほどに広くはない一方で、結構手の込んだつくり。
池を中心として、周囲に様々な風景を配しているようです。
高さ10mほどの滝。
水量はチョロチョロではあるけど、この高さの滝を庭園に作るとは。
これは枯滝というそうで、水を使わず山水の景観を表現するしているもの。
そう言われてみれば、水を感じるような気もするのは…単純だからでしょうね。
雪見灯篭、これが池の横にあって目立つんです。
これがあると、いかにも日本の庭園って感じ、紅葉の季節は綺麗だろうな。
またいずれ、そんな季節に来てみようかな。
旧古河庭園
北区西ケ原1-27-39
03-3910-0394
9:00～17:00
休園日 年末年始
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