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2017年8月26日土曜日

【旅行】国宝がずらり、等身大の政宗甲冑像もある瑞巌寺

円通院を観終えた後、隣にある瑞巌寺に移動。
 
歴史を遡り、この地に延福寺が開創されたのは828年、鎌倉時代に一旦無くなります。
その後円福寺となり、戦国時代に再び衰退、伊達政宗によって再興されたて瑞巌寺になったという歴史があるようです。
 
本堂・御成玄関、庫裡・回廊は国宝、他にいくつか重要文化財に指定されている建造物もあり、松島観光の目玉。
そんな権威もあってか、拝観料700円も取るんです。
 
まず目を引くのは中門、重要文化財です。
銅色に輝く屋根が印象的ですね。
 
国宝の本堂に近づく頃、う~ん、雨が酷くなってきたな。
レンズにも水滴がついていますけど、撮るのに精一杯で全く気付かず。
 
この本堂、平成の大修理を終えて昨年4月から再び公開されているので、中はピッカピカ。
各部屋の襖絵がそれはまぁ見事なんですけど、撮影禁止だったので瑞巌寺のホームページにて御覧ください。
 
本堂の隣にあるのは庫裡、これも国宝です。
これが台所だったというのだから、さぞ沢山の僧がいたんでしょうね。
 
以前は内部も公開していたようですけど、今は入口のみ。
ちょっと残念ですね。
 
宝物館もなかなかのもので、伊達政宗17回忌の時、1652年に作られたという甲冑像も。
等身大とありましたけど、伊達政宗は身長160cm弱、イメージと違ってそれほど大柄じゃないなと。
 
その他、若くして隠居した三代藩主伊達綱宗の書や絵がありましたけど、素人目にもかなりの腕前であることがわかります。
綱宗は当時の後西天皇の従兄弟にあたるそうで、隠居の理由が朝廷との繋がりを警戒する江戸幕府へのポーズだったという節もあるとのこと。
 
円通院に像がある光宗は徳川家光の従兄弟、三代を継ぐはずが若くして亡くなった後の藩主、様々な苦労があったんでしょう。
 
そんな歴史を感じながらの瑞巌寺。
これは結構な見所であることは間違いなし、松島に行ったら外せないです。
 
 
瑞巌寺
宮城県宮城郡松島町松島字町内91番地
022-354-2023
拝観時間 8:00~15:30(1月、12月)、16:00(2月、11月)16:30(3月、10月)、17:00(4~9月)
拝観料 700円
 

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