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2017年6月14日水曜日

【イベント】最新鋭研究船「かいめい」船内には様々な装備

今回の施設公開の目玉、最新鋭研究船「かいめい」の船内公開。
「かいめい」は昨年運用開始、船内を観れるというのは楽しみでした。
 
全長100m、幅20mと太めの船。
排水量は5,700トンあります。
 
当日は雨が降っていたので、滑ったりしないように注意しないと。
 
まずは食堂、船の中とは思えない立派さ。
そのまんま、社員食堂の写真だと言っても通じるんじゃないかなと。
 
船室も立派じゃないですか。
これだけの広さの個室を確保できるのは、さすが最新鋭船。
 
艦橋も広いんですよ。
幅20mの広さは想像以上、これだけゆったりしていると見張りも楽そうですね。
 
更には、この船の特徴はアジマス推進器。
通常の船のようにエンジンの力をシャフトでスクリューに伝えるのではなく、船体から独立したスクリューユニットが設置されているんです。
 
スクリューユニットは360°回転可能、要はタグボートと同じ仕組みです。
なので細かな動作が可能、スラスターとGPSとの組み合わせで、潮の流れや風あっても自動制御で同一位置に止まることができるんだとか。
 
さすが、最新鋭船ならではの仕組みですね。
 
海底探査の装置も最新鋭。
画像の滑らかさ、美しさは半端じゃないです。
 
ケーブルも繊維コーティング。
ワイヤーと違って自重がないので、長くても取扱いが楽なんだそうです。
 
なるほど、海洋研究はこんな技術の進歩の恩恵も受けているのか。
この場に来て、話を聞くことで認識できるんです。
 
理科の実験室のような部屋、研究船には必ずこれがあるんですよね。
妙に懐かしい印象、この雰囲気は大好きです。
 
船尾には巨大なクレーン。
このクレーンがあってこそ、観測機を海中制御できる訳です。
 
う~ん、護衛艦とはまた違った面白さ。
船を観るのって、面白いものですね。
 
 
【今日のワンポイント】
・JAMSTEC施設公開では、毎年1隻の船内公開あり。
・自衛隊艦船と異なり船内の造りがゆったり、見学しやすい。
 

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