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2023年11月6日月曜日

【旅行】「どうする家康」にも登場した上之郷城へ

【この記事のポイント】
・大河ドラマ「どうする家康」でも落城シーンがあった上ノ郷城、往時の遺構がよく残っている



旅の3日目、義弟とともに朝食後の観光に。
皆さんが帰り支度をしている間、蒲郡にある城を観てこようという算段です。

車で20分ほど、到着したのは『上ノ郷城跡』。
ここは大河ドラマ「どうする家康」にも出てきており、野間口徹が演じる今川方の鵜殿長照が戦死、息子2名を人質にとって、今川方に捕らわれていた瀬名と信康との交換をしたという徳川軍にとっては意味深い城です。

蒲郡市が2006年から発掘調査を実施、土塁や空堀などが確認されているそう。
興味のない人には木が生い茂る小山程度か?という程度のオタク向きのスポット。

案内に従って進んでいくと、おぉ、たしかにそれっぽい造りになっていますね。
小規模な部隊が籠もる砦、という中世城郭の雰囲気がよく残されています。

主郭はそこそこの広さがあり、ここに建物があって兵が寝泊まりしていたんだろうなと。
徳川軍は夜襲をかけたはずなので、当にここが主戦場だったんでしょう。

再現模型の写真が張ってあり、これを見ると全体のイメージが掴みやすい。

鵜殿長照といえば、桶狭間の戦いの際には大高城に籠城していたこともあり、今川家でもそれなりに重用され高い地位にあった武将のはず。
もっと大規模な城があってもいいように思いますけど、対徳川の最前線にいたので、実戦向きの城を近辺にも複数築いていたようです。

知らずに訪れれば、そこいらの山と見分けがつかず、普通のみかん畑でしかない上ノ郷城。
土塁や堀を意識しながら歩くと、これはこれでなかなか見応えありました。

ついでなのでと、サンヒルズ三河湾のある弘法山の弘法大師像も見学。

高さ19m弱、台座7mという巨大な弘法大師像があって、義弟が新幹線から見てあれは何だろうと思っていたとのこと。
1930年代に建立されたものとのこと、実物をみてようやく正体がわかったと義弟は喜んでました。

弘法山は標高100mほど、なので像近くからの眺めもよし。
三河湾全体を俯瞰できる観光スポット、というところですね。

さて、宿に戻って皆さんと合流、全員揃っての観光にというところで、続きはまた明日。




上ノ郷城跡
愛知県蒲郡市神ノ郷町
*住宅地にある施設で灯りもないので、夜間の訪問は控えたほうがよいと思います

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