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2019年7月9日火曜日

【観光】上総国分寺、茅葺きの薬師堂が圧巻の迫力

上総国というと、房総半島の真ん中あたり。
五井はその北東端に位置していて、南西から北東までの国境まではほぼ等距離という場所です。
 
その五井に国分寺・国分尼寺があったと知ったのは、今回の旅行の行き先を探っていた時のこと。
宿泊先の君津よりも、家からの方がむしろ近い場所ながらも行ってみることに。
 
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まずは国分寺から。
 
南北480m、東西250~350mという大規模な敷地は、武蔵と下野に次ぐ3番目の規模とのこと。
その敷地全てが残っている訳ではないようですけど、方形の広い空き地が住宅街に囲まれています。
 
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当時の西門跡。
柱は直径50cm、柱は8本、かなり立派な門であることが想像できます。
 
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こちらは仁王門、現在の国分寺の門です。
ややこしいんですけど、同じ国分寺という名前、同じ土地に新旧があるんです。
 
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奈良時代から1400年前後までが旧、そして江戸時代の1700年前後に再興されたのが現在の国分寺。
規模はかなり小さくなっているものの、国分寺としての誇りが地域に根ざしていたということですね。
 
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古くからあるだろう立派な木。、いつからこの地の歴史を眺めてきたんだか。
 
この国分寺には七重塔の跡も確認されていて、塔の高さは60mはあっただろうとのこと。
是非とも再現してほしいものですね。
 
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現在の本堂は立派ではありますけど、ごくごく普通って感じ。
昔っぽく、白壁に朱塗りの柱、なんていうのは難しいのかな。
 
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本堂よりも、むしろこっちの茅葺きの薬師堂の方がいい雰囲気。
旧国分寺を再現して作ったものなのかと思いきや、江戸時代に作られたものというから、立派な歴史的建造物ですね。
 
 
うん、ここはここでなかなか面白かったなと。
続いて国分尼寺に移動、というところで、続きは次の記事にて。
 
 
上総国分寺
千葉県市原市惣社1-7-1他
0436-23-9853(市原市ふるさと文化課)
 

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