モーションウィジット

2019年7月12日金曜日

【グルメ】美味な料理が続々と、これぞ「旅館かわな」の真髄

今回宿泊した「旅館かわな」は、食自慢の宿。
その夕食、写真多めでたっぷりとご紹介します。
 
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食事に入る前に、まずはビールを。
昼も飲めずだったし、この1杯が美味いんですよね。
 
さて、乾杯!
 
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左の小皿、枇杷みたいなのは実は玉子。
豆腐のようなのは寄せ筍、花弁はなんと百合根。
甘く似た空豆の色合いといい、季節を感じる美しさ。
 
緑の深い入れ物はジャガイモと玉ねぎの南蛮漬けで、酸味と淡い甘味でいい味が出ています。
ジュレの下には車海老、エリンギの歯ざわりも素晴らしいな。
 
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大きな三つ葉の下には、
山菜と蛤の白和えにイクラも散りばめられています。
これもさすがプロの味、美味いなぁ。
 
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ジャガイモのビシソワーズも、粒が細かくてさらっさら。
掬いきれずに残ってしまうのが勿体無いくらい。
 
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かます笹巻寿司、初めて食べました。
軽く焦げ目をつけたカマス、焼き魚で最も美味いかもという旨味が見事に表現されているなと。
 
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お造りは、太刀魚、真鯛、サザエ、石鯛、メジナの5種。
それぞれの飾り方も綺麗だったので個別に写真も撮ったんですけど、ここは省略して1枚だけにしておきます。
 
一番美味しかったのは太刀魚…いや、サザエかな。
太刀魚は程よい脂が、サザエはコリコリッとした食感がそれぞれ甲乙付け難く。
 
真鯛も石鯛もメジナも、身の新鮮さを強調した歯触り。
 
メジナってこんなに美味かったっけ? 石鯛ってこんなに脂がのってたっけ?
どれをとっても、想像以上の味わいです。
 
 
このあたりから飲み物は日本酒に。
旨い刺身に辛口日本酒、いや~、至福の極み。
 
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蓮根餅は、ほのかに蟹の風味。
汁がまた美味く、餅の表面を軽く化粧した薄味がたまらんのです。
 
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アイナメの山椒焼き。
 
アイナメは、札幌ではスポーツフィッシングの対象で食べずにリリースする魚。
本当は美味いのになぁ、とは思ってましたけど、焼き魚にしてここまでとは。
 
これを食べたら、リリースなんて有り得ないということがよくわかってもらえるはずです。
 
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うほ~い、金目鯛の煮付け。
上手に薄味に、極めて素晴らしい煮方なんですよ。
 
 
ん? もうお腹いっぱいだって?
いやいや、美味しいから食べてごらんよ。
 
え、もうそれだけで十分だって?
残すのはあまりにも勿体ないし美味しいから食べるけど…まだ先があるんだよなぁ。
 
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玉締めは、フォアグラ風味に海苔と梅という面白い構成。
魚から肉に変わるので、さっぱりさせたい意図もあるんでしょう。
 
でも単にさっぱりするのではなく、フォアグラの濃厚さで連続感も残しつつ。
今日の料理は全ていい味でしたけど、実はこれがベストなのかなと。
 
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そして鍋は嶺岡牛。
霜降りだし汁も牛乳入りだし、この期に及んだしつこさで食べられないかもなと思ったんですけど、予想を裏切るさっぱり味。
 
出汁のきいた汁は素晴らしい味、飲み干さんばかりの勢いで。
ここまで満腹でもそうさせるというのが、素晴らしい味の証拠ですね。
 
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お、そうだ、ご飯と味噌汁もあったんだ。
あさりご飯に赤出汁、これもいい味なんだよなぁ。
 
 
残す人もいましたけど、私は完食。
この後のデザート、酒粕ブラマンジェと寒天黒みつは全員が食べ切ったのは、甘いものは別腹だからでしょう。
 
いやぁ、お腹いっぱい幸せいっぱい。
最高の素晴らしい料理でした。
 

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