【観光】九十九谷は、東山魁夷「残照」の風景

君津旅行2日目、この日も雨模様。

まぁ近場を軽く観光して、木更津アウトレットでランチ、解散とするかな。

 

ということで、向かった先は九十九谷展望台。

もしかして雲海を観ることができるかも、と思った訳です。

 

途中、カーナビを信用せずに走っていると狭い林道に。

一時はどうなるかと思いましたけど、割と近道をして展望台に到着。

 

こんな日に、こんな場所まで来る人はほとんどなし。

さて、雲海の方はどうかな？

 

う～ん、雲海とはちょっと違いますね。

雲が低く垂れ込めている、いや、霧が立ち昇っているのかな。

 

まぁこれはこれ、雄大ではありますよね。

暫し見入って…あれ、あの奥にある解説板は何だ？

 

あ、東山魁夷ね。

ここで書いた絵があるって聞いてたけど… 「残照」というのか。

 

確かに同じ風景、陽光の加減で絵と同じような色になることもあるのかどうか。

 

展望公園のすぐ近くに白鳥神社があるはずと探してみたところ…あ、あった。

トイレに隠れてすっかり見えなくなっていましたけど、結構立派な階段がある神社です。

 

ん？ 階段の途中を横切る物体…はゴルフ場のカート？

。

神社もコースの一部になっているようで、こういうアバウトさ、結構好きです。

 

あれ？ ここって白鳥神社じゃなくて、弟橘比売神社って言うの？

と思ったら、横にあった簡素な社殿がそれ。

 

立派な石碑にすっかり騙されましたよ。

ところで、弟橘比売って誰かの弟？

 

じゃなくて日本武尊の妻で、荒れる浦賀水道で夫を救うために入水したという媛(=比売)。

袖ヶ浦は、弟橘比売の袖が流れ着いたのに因んでいるという説もあるようで、この近辺に縁があるわけですね。

 

白鳥も、日本武尊の魂が白鳥となって飛来したとの由来だとか。

日本武尊に縁がある神社という訳ですね。

 

 

雲海は観られずでしたけど、白鳥神社に行けたのは初めて。

貴重な経験だったかなと。

 

 

白鳥神社

君津市鹿野山118

参拝自由