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2019年7月29日月曜日

【観光】小山の歴史を語る須賀神社、参道が超長かった

祇園城を後にして、 次に向かう先は須賀神社。
途中で寄った「小山評定碑」については次の記事に、まずは神社について書いてしまいましょう。
 
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須賀神社は、元々は祇園城内にあったもの。
この神社が祇園社だそうで、城にその名がついたという訳です。
 
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この石鳥居は1653年建立というから、神社が城内からこの地に移転してきた江戸時代初期のもの。
小山市で最も古い石鳥居という貴重さなので、道路拡張時にここに移設したんだとか。
 
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神門には、豊磐間戸命と櫛磐間戸命。
天照大神が天石窟から出た後、殿門を守っていた2名です。
 
木像も含めて、随分と立派な門だなと。
 
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ご神木は樅の木。
 
樹齢800年、社殿の方に傾いたので大正から昭和初期に切ったんだとか。
切り株でもなお、存在感ありです。
 
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他の神社ではあまり見かけない建物、何だろうなと思ったら神輿殿なんだとか。
 
例大祭の祇園祭はかなりの規模らしく、重さ2トンの大神輿は日本一とのこと。
ん? その神輿がここに入っているのかな。
 
どれだけ大きいのやら、一度見てみたいものですね。
 
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城内から移設したという石、背が高いのは小山朝政と義政の碑、小さいのは七ツ石。
 
小山朝政というのは、鎌倉時代の御家人で小山氏の基礎を築き上げた人。
そして義政は小山氏の乱の中心人物ですけど、戦った義政には家として戦うべき理由があった訳で、断絶に繋がったとしても碑を残したい人なんでしょうね。
 
七ツ石は、小山城落城後に結城氏に接収されたところ、夜中に哀れげに泣いたとのこと。
お陰でこの地に戻って来れた、という伝説があるんだとか。
 
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そんなこんなの須賀神社、社殿はなかなか立派です。
小山氏の歴史を知る上では、必ず寄った方がいい神社だなと。
 
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現在では道路に分断されている参道も、元々のものは残されています。
200m以上はあるだろうという長い参道、これが残っているということからも、地元で大事にされている神社だということがよくわかりますね。
 
いやぁ、なかなか面白かった。
 
 
須賀神社
小山市宮本町1-2-4
0285-22-0101
社務所 9:00~16:30
 

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