モーションウィジット

2018年3月26日月曜日

【観光】世田谷の街中、数多のお地蔵様が残る謎

小田急線沿線の代々木八幡駅から梅ヶ丘駅経由、京王線の下高井戸駅まで歩いて感じたのは、お地蔵さんがやらたらに多いこと。
 
そもそもお地蔵さんって何だろう。
そんなことを調べてみる記事にしてみます。
 
お地蔵さんをネットで調べると、以下のような一文がありました。
 
サンスクリット語ではクシティ・ガルバといい、クシティは「大地」、ガルバは「胎内」などのを意味があり「大地の母胎」を意味します。大地がすべての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々を無限の大慈悲の心で包み込み救うところから「地蔵」と名づけられたとも言われています。(「日本文化研究ブログ お地蔵さんってどんな意味あるの?なぜよだれかけをしているの?」より引用)
 
ふぅん、そうなんだ。
無限の大慈悲の心って、極めて有り難い存在なんですね。
 
そういえば子供の頃に観た「日本むかし話」にも、お地蔵さんはよく登場していたなぁ。
 
庶民に施しや御利益をもたらしてくれる存在。
村のすぐ近く、道端で優しく微笑んでいる様子が目に浮かんできます。
 
そうか、このエリアにお地蔵さんが多いのは、村がいくつも存在したからなんだ。
 
今や大住宅地ですけど、かつての世田谷は農村だった訳ですね。
道祖神として、この近隣の歴史を見守ってきてくれたのか。
 
この徳明地蔵尊は、江戸時代末期に建てられて、事情があって他所に移されていたもの。
昭和に入ってから子供の病気など、村の不幸が続いたので再度建てられたのだとか。
 
身代わりになってくれるというのも、お地蔵さんの御利益の一つでしたね。
しかも昭和に入ってからというから、地蔵信仰は単なる歴史の遺物ではなさそうです。
 
今回のウォーキングで観たお地蔵さんは5つ。
この調子だと、探せば世田谷区にはまだまだ沢山のお地蔵さんが残っていそうです。
 
近辺に住んでいれば、お地蔵さん発見ウォーキングなんかも面白そうですね。
 
 
【今日のワンポイント】
・お地蔵さんが並ぶ六地蔵は、仏教の六道に因むものなんだとか。え、六道って何って?輪廻転生する6つの世界らしいですけど、詳しくはネットでお調べください。
 

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