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2021年8月23日月曜日

【グルメ】餃子の無人店舗、盗難防止対策はどうなっているのか​

地元ネタですけど、新川通りが真間川と交差するところに長くあった中古ゲームソフト屋さんが閉鎖、『餃子直売所』という店舗になったのは先月初だったか。

無人店舗で冷凍餃子を売るスタイル、確か浦安か行徳にもあったお店と同じチェーンなんでしょう。
どういう仕組みで売っているのか確かめたく、休日の夕食に買いに行くことに。

24時間営業なのは、無人店舗ならではの技。
真夜中に餃子を買いに来る人なんてまずいないでしょうけど、商品の盗難防止はどうなっているんでしょう。

Amazon Goみたいな仕掛けでもあるのかな。

入口にフラッパーゲートがある訳でもなく、内装も至ってシンプル。
お金を入れて冷凍庫の扉が開くのかと想像してたものの、全く関係なくただ餃子を取り出して、別に設けられた箱に1,000円札を入れるのみ。

盗難対策は皆無と言ってもいいのに拍子抜けですね。
どこかに監視カメラはついているんでしょうけど、これじゃ餃子持っていき放題みたいなもんじゃないか。

パッと入ったくらいじゃ気付かないような、高度な盗難防止の技があるんだろうか。
ネットで調べてみると「何もなし」とのこと、お客さんの善意に任されているということのようです。


これで成り立つのか、ちょっと考えてみましょう。

36個で1,000円という餃子、人件費がかからない分は値下げと利益に。
仮にごく一般的な原価率の3割だとして、原価は1つ300円、月に100個盗難されたとして3万円。
このロスを防ぐための設備投資と維持費用を考えれば、善意に頼った方がお得なのかもしれません。

あとは店舗の立地もポイントなんですかね。
治安のいいところなら1,000円のために犯罪をおこす人はまずおらず、人目につきやすい場所ならなおのことなのかなと。

餃子は1パック18個入り、2パック36個で1,000円。
1個あたり30円弱というのは、お手軽価格と言えるでしょう。

36という数字は3でも4でも割り切れるので、一般的なファミリー向けを意識している数かなと。
多すぎるようなら、冷凍で1ヶ月程度は保存可だそうです。

冷凍のまま焼き始め、細かい手順は省略しますけど調理時間は10分程度。

焼き上がった餃子、野菜たっぷりで普通に美味。
特別感はないものの、値段を考えれば十分だと思います。

ボリュームもそこそこで、私もこれ10個でお腹いっぱいに。
一人当たり250円であれば、作る手間もかからずだしリピートもありです。


このご時世だからこそ受け入れられやすい新業態、世の中どんどん進歩していきますね。




八幡餃子 下総中山店
千葉県船橋市本中山4-25-16
24時間営業

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