モーションウィジット

2019年4月4日木曜日

【観光】え? 昭和になってから、この神社で神が憑依?

この冬は佐倉近辺を集中的に歩いていて、この日は宗吾霊堂駅近辺に。
宗吾霊堂に行ったのは…小学生の時だったので、まぁ初訪問に等しいですね。
もう一つ、この近辺の見所は、麻賀多神社の総本社なんです。
麻賀多神社は、全国でも印旛沼近辺のみにしかない神社。名前の謂れは、確か最近記事に書いたはず… あ、これだな。
総本社だけでなく、奥宮も歩いて行ける距離なので、これらを一気に巡ってみようかなと。
行程全体の地図は、最後の記事に載せる予定です。
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麻賀多神社までは、公津の杜駅から出ているコミュニティバスで行けるんです。
バス停は駅のすぐ東側、バスターミナルの端っこ。
注意点は、バスの本数が少ないこと。
甚兵衛渡し行きのバスは1日に7本のみで、今回は8:30発を利用しました。
料金は一律200円で、「麻賀多神社」というそのまんまのバス停までは10分ほど。
乗客は私の他には名のみと、本数の少ない理由はよくわかりました。
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バス停の目の前に麻賀多神社の総本社。
周囲は鬱蒼とした森が残っていて、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
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まだ9:00前という時間帯、朝陽の光が澄んでますね。
誰もいない時間帯だろうと思いきや、参拝者は10人ほど。
マイナーだと思ったら、意外人気のある神社だなということに少々驚きます。
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社殿は真新しく、最近立て替えている様子
昭和49年(1974)と記された石碑に、伊勢神宮の遷宮時に当社修復、という文字があるので、おそらく20年毎に綺麗になっているのでしょうね。
対して本殿は1673年に建築されたもので、風格がありました。
でも、それよりも歴史がある、凄いものがこの神社にはあるんです。
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ジャンと、これは杉。
何が凄いのかというと、樹齢は1,300年と東日本では一番古いものらしい。
とにかく太くて高くて、圧倒的な存在感があるんです。
この木が天とのパイプになっているような、ここから吸い込まれるような感覚。
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小さな摂社末社もいくつか、森の中に点在しています。
なんだろう、不思議な存在感があるんだよなぁ。
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この神秘的な空気、伊勢神宮や鹿島神宮にも通じるものがあるんです。
優しく人を迎えてくれるような安心感に、心地よい風が吹いています。
いやぁ、素晴らしい場所だった。
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次の奥宮に歩く途中、ん? 岡本天明って?
ネットで調べてみると、明治から昭和を生きた神道家。
1944年、麻賀多神社に参拝した際、『日月神示』を自動書記したって…
自動書記って何だ?
どうやら何かが憑依して、無意識にものを書くことをそういうらしい。
岡本天明の書いたものは、かなりの部分が解読されているとのことですけど、一体何が書いてあるのか。
う~ん、そんなものがあるとは知らずでしたけど、この空気感だとあり得なくはない気がするなぁ。
すっかり関心しながら、改めて奥宮を目指すというところで、続きはまた明日。
麻賀多神社
成田市台方1
0476-28-5736(毎月1日、15日の8:00~14:00のみ)

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