モーションウィジット

2019年4月5日金曜日

【観光】古墳の上から、西暦112年創建の神社

次の目的地、麻賀多神社奥宮へ。
総本社からは1kmちょっと、15分もかからない距離です。
 
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途中、成田に向けたバイパスのトンネルをくぐったり。
林や田圃に囲まれた静かな道、トンネルに仕掛けがあってタイムトリップしたんじゃないか、そんな錯覚もする懐かしい風景に囲まれます。
 
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ほどなく奥宮に到着。
この神社の創建は…「景行天皇42年」って西暦にすると…え! 112年?
 
社殿造営が応神天皇20年(西暦289年)、総本社が移り奥宮といわれるようになったのが推古天皇16年(西暦608年)なんだとか。
この年代が本当かどうかはさて置き、相当な歴史ある神社だなと感心しますね。
 
なるほど、そんな神社だからこそ、岡本天明の神懸かりもあった訳なのかと妙に納得。
 
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社殿は格式ある佇まい、歴史が綾なす重みなんでしょう。
駅からこれだけ離れた田舎に、こんな立派な社殿が存在するのに軽く驚いてと。
 
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ご神木として杉があるのは、総本社と同じですね。
こちらは樹齢600年とのことで、総本社と比べて太さはないのは当然ながら、背の高さはやはり半端じゃない。
 
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摂社・末社はコンパクト。
背後は幼稚園、子供達の元気な声を毎日聞いて、神様達も微笑んでいるんだろうなぁ。
 
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参拝を終えた帰りがけ、ふと参道横の土盛りを見ると、あれ、何か石積みが施してあります。
 
よく見ると手書き文字で、「伊都許利之命」とな。
これ、何て読むんだろう。
 
ネットで調べてみると、イツコリノミコトだそうで、印旛国造としてこの地を治めた人物とのこと。
ん? 上に何か石碑が立っているので、近寄って見てみることにしましょう。
 
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これ、墓なのかな。
改めてネットを調べてみると、え、ここって古墳なの?
 
この土盛りは、36m×35m×高さ5mある方墳だそうです。
伊都許利命が亡くなったのは応神天皇41年(西暦310年)とのことなので…へぇ、1,700年以上前に作られた古墳の上に立っているのか。
 
古墳といえば立入禁止が当たり前だと思ってましたけど、案外大らかなところもあるもんですね。
 
 
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さて、次なる目的地は宗吾霊堂。
 
その途中の新川、印旛沼を水源に農業用水として引いたものでしょうね。
川を石伝いに渡ることもできるようになっているけど…
 
いや、見るからに簡単に渡れそうであり、石を渡る必然性もない状況こそが危険。
なぜかこういう時って、川に落ちたりするものなんですよね。
 
普通に橋を渡って、着実に進むことにしよう。
というところで、続きはまた明日。
 
 
麻賀多神社奥宮
成田市船形834
0476-28-5736
 

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