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2025年6月17日火曜日

【IT】Google Pixelで変わるスマホ体験。Google AI機能の真骨頂とは?

【この記事のポイント】
・前回の基本性能レビューに続き、今回はPixel 9の真骨頂、GoogleならではのAI機能をレポート。迷惑電話応答や「かこって検索」など、便利だと感じた機能と、AIと共に進化するスマートフォン体験への期待をお伝えします。




前回の記事では、Google Pixel 9を実際に使ってみて感じた、バッテリー持ちや認証のスムーズさ、動作の軽快さといった基本的な使い勝手の良さについてお伝えしました。

これだけでも十分に満足度の高いPixel 9ですが、やはりこの機種の真骨頂はGoogleならではの高度なAI(人工知能)機能。

今回は、私が実際に試してみて「おっ、これは便利かも!」と感じたAI機能や、今後の活用に期待している機能について、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。


日常生活をサポートする、Pixelの賢いアシスタント機能





Pixel 9には、日々のちょっとした手間を省いたり、いざという時に役立ったりする、様々なAIを活用した便利機能が搭載されています。

- 迷惑電話へのAI応答:

これは実際に使ってみて、非常に心強い機能の一つ。
見知らぬ番号から着信があった際に、AIが自動で応答し、相手に用件を尋ねてくれるというもの。

不審なセールスや詐欺まがいの電話に出るストレスから解放されるだけでも、大きなメリットですよね。
かかってくる電話の9割が迷惑電話という私には、なんとも嬉しい機能。

- リアルタイム翻訳:

外国語での会話や、カメラで写した看板の文字などをリアルタイムで翻訳してくれる機能。
まだ本格的に使う機会はありませんが、今後海外旅行に行く際などには、非常に心強い味方になってくれそうです。
言語の壁を越えてコミュニケーションが取れるというのは、素晴らしいことだなと。



直感的で新しい体験 – 「かこって検索」と「Gemini Live」





上記のような実用的な機能に加えて、Pixel 9には、より直感的で新しい体験を提供してくれるAI機能も搭載されています。

- かこって検索 (Circle to Search):

スマートフォンの画面に表示されているもの(画像、テキスト、動画など)の中で、気になった部分を指で丸く囲むだけで、それに関連する情報をGoogle検索してくれるんです。

例えば、SNSで見かけた観光地の写真など、わざわざキーワードを入力しなくても、囲むだけでサッと情報にアクセスできる。
この直感的な操作性はまさに新感覚、情報収集のスタイルが変わりそうです。

- Gemini Live (マルチモーダルAI):

Googleの最新AIモデル「Gemini」と、音声やカメラ映像、画面共有などを通じて、より自然でインタラクティブなやり取りができるというもの。
例えば、カメラで部屋の様子を写しながら「この空間に合う観葉植物を教えて」と質問したり、画面に表示されているレシピについて「この材料の代わりになるものは?」と相談したり。

正直なところ、私自身はまだこのGemini Liveを十分に活用しきれおらず。
単純な音声アシスタント的な使い方であれば、他のAIアシスタントでも可能ですからね。

Pixel 9のGemini Liveは、カメラで捉えた映像や、画面に表示されている情報をAIがリアルタイムで理解し、それに基づいて対話できるという点が大きな強み。
まさにスマートフォンが「見る」「聞く」「話す」能力を持った、賢いパートナーになるような印象です。



おわりに:AIと共に進化するスマートフォン体験



迷惑電話対策から、情報検索、緊急時の備え、そしてより高度なAIとの対話まで。
Google Pixel 9は、AIの力を活用することで、スマートフォンの可能性をさらに広げようとしているのがよく分かります。

もちろん、全ての機能が今の私にとって必須というわけではなし。
とはいえこれらのAI機能が、多くの人のスマートフォン体験をより豊かで便利なものにしてくれることは間違いないでしょう。

使いこなしはこれからですが、Pixel 9と共に新しいテクノロジーの進化を楽しんでいきたいと思います。

さて、次回は、いよいよPixelシリーズの大きな魅力の一つである「カメラ性能」と、AIを活用した「編集機能」について、ご紹介します。




【おまけのワンポイント】
・リアルタイム翻訳はデバイス上で完結しており、クラウドに依存しない処理が可能、つまりネットに繋がっていなくても使える。これがGoogleレンズとの違いですね。

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