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2022年2月6日日曜日

【グルメ】昔ながらの立ち食い蕎麦屋、ほっこりとする安心の味

【この記事のポイント】
・東西線の原木中山駅ガード下の『原木そば』、昔ながらの立ち食い蕎麦を味わえる
・券売機はないのでオーダーは口頭、やさしい声で「承知しました」と答えてくれる感じの良さもまた魅力の一つ



午前出社・午後在宅勤務というパターンは久しぶり。
ランチは最寄り駅の近くでと... そうだ、夕食のこと考えて『原木そば』にしよう。


今日は妻と娘が泊りがけで出掛けるということで、夕食は息子と二人。
「『しちりん』(家の近くの焼肉屋さん)に行きたいから、ランチはそのつもりで。」と息子。

ちょっと待て、金を払うのは私だろうに。
まぁいいや、『しちりん』には暫く行っていないので、決して悪い選択じゃないな。

夕食が焼き肉なら軽いもの、蕎麦ですね。

このお店、2ヶ月ほど前にも来たんです。

あの時は疲れがたまって体調が今ひとつ、でも優しい味に癒やされたんだったな。
今日は体調良好、改めて味わってみることにしよう。

店内に入ると、あれ、今日は女将さんのワンオペか。

「野菜かき揚げ蕎麦、大盛りでお願いします。」
「はい、承知しました。」
券売機はなく、口頭でオーダーを伝えるというシステムなんです。

さて、水を飲むか。
コップを持ってサーバーのレバーを押す... あれ、押せない。

「ちょっと貸してください。これ、コツがあるんですよ。」
じっと見ていると、女将さんは力強くレバーをクイッと押し込みます。

「元々がビールのサーバーなんで、圧力がかかっているんですよね。」
なるほど、次回のために覚えておこう。

3分ほどで野菜かき揚げ蕎麦が完成、湯気がもうもうと立っていて温かそうだ。
よし、それでは頂きます。

まずは汁を一口、おぉ、やはり優しい味。
色の割には味は濃くなく、出汁が香って意外(... と言っては失礼か)に美味なんです。

そうそうこの味、体調がいい時でもやはり美味いんだな。

続いて蕎麦をズズッと。

コシがあるわけではなく、かと言って柔らかすぎる訳でもなく。
高級な蕎麦とは全く違うものの、いかにも昔からの立ち食い蕎麦という安心感。

そういうものを求めている時は、この味が心に響くんですよね。

野菜かき揚げも汁が染みて食べ頃に、一味をふりかけて、後半戦に入るとしましょう。

トロっとしたかき揚げを口に放り込み、蕎麦をズッと軽く口に。
うん、油でコクがでて、ピリッと辛い一味も加わり違う食べ物に化けたような。

身体も温まるし、蕎麦を啜る箸が止まらない。
かき揚げと蕎麦を交互に、短時間での完食でした。

美味しかった。
ご馳走さまでした。






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