モーションウィジット

2024年4月17日水曜日

【リフォーム】PCモニターの処分、メーカーによって手間は大違い

【この記事のポイント】
・リフォームのために不用品を廃棄すべく、真っ先に手を付けた古いPCモニターでメーカーの姿勢の違いを実感、日本メーカーは手間がかからないんだなと



リフォームするとなると、不要なものを廃棄しなければならず。
いや、「しなければならず」ではなく、不要なのものを整理する良い機会と捉えるべきでしょうね。

一気に全部できるわけでなし、週末に時間を見つけて少しずつやっていこう。
まずは机回りや日用の小物から開始して、本、衣類、釣り具と進めていこうという計画でした。


いざやってみると、まぁ不要なものが出てくること出てくること。

片方だけの手袋、おそらく外出時に落としたんだろうとは思いつつ、もしかして家の中から出てくるかもととっておいたもの。
書けなくなったボールペン(おそらく当時はまだ書けた)、用途不明のケーブル類(本体を廃棄してケーブルだけが残った)などなど、今回はバッサバッサと捨てていくことにしました。

いつか捨てなければと思っていたPCが3台、これは自治体のリサイクルボックスに投函。
問題は液晶モニターで、リサイクル回収をメーカーに依頼しなければならないんですよね。

不要モニターは2台、アイ・オー・データ機器のは大昔にデスクトップPCで使っていたもので、ASUSはボートに載せていたもの。
どちらもリサイクル回収の申し込みが面倒で部屋の隅に放置してあったんですけど、これを機にきっちりと処分してしまおう。


まずはアイ・オー・データ機器


こちらは非常に簡単で、Webサイトから型番とシリアル番号を入力→無償回収対象であればエコゆうパック伝票が到着→自分で梱包・着払い発送という流れ。
なんだ、こんなに簡単なことだったのかと拍子抜けです。


難儀したのはASUS


こちらはWebサイトをぱっと見ても記載は見つからず。
その後、結果的には電話3回にメール2回のやりとり、A4の申込用紙の印刷と記入という手間、イメージしていた通りの面倒さ。
今後同様のことをされる方のため、以下に詳細をまとめておきます。


1.まずは電話、シリアル番号を確認できずと言われ…



ASUSの液晶モニターリサイクルを経験された方のブログを読んだところ、サポートセンターに電話をするところからスタートするらしい。
想像通り電話が繋がるまでに10分待たされて、オペレーターの方に要件を伝えます。

「承知いたしました。では、シリアル番号を教えて頂けますでしょうか。」
日本の方ではないものの、言葉は流暢だし丁寧なのは好印象です。

えぇとと、アルファベットと数字の羅列を読み上げると...
「該当するシリアル番号が確認できないのですが...」と申し訳なさそうに。

何度か読み上げ、また「8」に見える文字が「B」なのかもと変えもらっても確認できないとのこと。
「困りましたねぇ。シリアル番号の写真をメールで送るとかできないんですか?」
「はい。大丈夫です。」

え⁈
だったら早くそう言って欲しかったというのが正直なところでしたけど、自らは提案しないというのがマニュアルにあるのか、国による文化の違いなのか、まぁ文句を言っても仕方ない。
こちらのメールアドレスを伝えると、即座にメールが送られてきました。


2.写真をつけたメールを送付、かかってきた電話は...



写真を添付して返信すると、その日の夕方には先方から電話。
さすが早いなと電話に出ると...「(ザザザ)の..(ザ)..ぇで(ザザッ)」とノイズのりまくりで全く聞き取ることができず。

IP電話で回線が輻輳しているからということのようですけど、どうやらこちらが言っていることは普通に聞こえるらしい。
たまにノイズが軽減されることがあり、聞き取れたのは「明日、そちらからお電話を頂けますか?」と。
え、明日は山登りだし、外出先で10分も待たされる電話に再びかけたくない。

「あ、すみません。明日は用事があって外出してしまうので、月曜日にお電話頂けますか?家にいるので。」
「りょ..か(ザザッ)まし(ザザザ)。し..ます。」
どうやらわかってくれたらしい。


3.再度電話を頂くも、音声が聞き取れず結局は...



月曜日、再び電話をかけてきてくれたんですけど、前回同様にノイズでほとんど聞き取れず。
どうやら「シリアル番号は確認できた」「着払いで送ってくれ」と言っているようではあるものの、私が都合よく解釈しているだけかもな。

「すみません。やっぱり聞き取れないので、ご用件をメールで送って頂くことはできませんか?」
「し..ま(ザ)...。めぇ..(ザッ)ます。」 承知しました、メールします、だよなきっと。

最初からメールで送ってくれればいいのにと思いはするものの、相変わらずすぐに送ってくれるのには感心。
やはり「着払いで送ってくれ。元払いしないよう気を付けて。返送する際には申込用紙を同梱してくれ。」という内容でした。

リサイクルの申込用紙はPDF、印刷して手書きせねばならず。
このペーパーレス時代になんとも前近代的、手間がかかるなと思いつつも着払いで送付してようやく完了。

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迅速・丁寧な対応をして頂いたASUSのオペレーターの方には感謝。
とはいえ、メーカーによって手間は随分と違うものだということがよくわかったのが今回経験できたかなと。

モニターを買うときには、リサイクル回収の手間も考慮してメーカーを選んだ方がいい、ということですね。




【おまけのワンポイント】
・液晶モニターのシェアは、IOデータ機器、デル、ASUSとBenQの四つ巴。ASUSもシェアは高いんですけど... ねぇ。

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