モーションウィジット

2024年1月16日火曜日

【観光】今年の初詣、星のパワースポット千葉神社に

【この記事のポイント】
・今年の初詣、楼門に分霊を祀ったり、拝殿を二層構造にしたりと個性的な千葉神社に



今日の主目的は初詣、記憶を頼りに千葉神社を目指します。
千葉駅から徒歩10分ちょっと、この辺りだよな... あ、あれだ。

アプローチにある胸像は千葉常胤。

なんて言っても、ご存知の方はほとんどいらっしゃらないですよね。
鎌倉時代の御家人で、源頼朝の元で各地の戦でも活躍した人物なんです。

千葉氏中興の祖と言われていますけど、その千葉氏は室町時代に内部分裂で没落。
戦国時代は北条氏の支援を受けていたため、小田原征伐で所領没収と冴えない末路を辿ることになっていくのが史実。

千葉神社は、千葉氏の守護神北辰妙見尊星王を祀っています。

北辰妙見尊星王は北極星・北斗七星を司る菩薩で、インドの菩薩信仰が中国道教の北極星・北斗七星信仰と習合して日本に伝来したんだそう。
つまり神社ではあるものの、仏教の菩薩を神とするという個性的な神社なんです。

特徴的なのがこの楼門。

北辰妙見尊星王分霊を祀ってあるので社殿でもあり、八角形にそれぞれの辺にある星宮が方位方角・五行・十二支・人間の身体各部等の役割を担って守護。
合掌する参拝客が後を絶たない楼門って、ここぐらいじゃないでしょうか。

拝殿も二層構造という変わった造り、階段を上がった2階でも参拝することができます。
上下で同じ御利益なのかはたまた別なのはよくわからずですけど、もし同じだとしても、2回拝みたくなるくらい大事なこともありますよね。

上階から楼門を見ると、かなり立派なことを改めて実感できます。
さて、これで初詣は済ませてと。

併設されている千葉天神、1954年に再建された千葉神社の旧本殿を移設した社殿。

妙見は人間の悪い運命を取り除き、良い運命に導くと言われており、子供の成長祈願や男女の巡り合わせと末永い結び付きの力を持つとされているそう。
そこに天神さまの力も加わるということで、合格祈願が後を絶たずというのがこの時期です。


末社は全部で14。
普通の神社だと誰も見向きもしないというのが普通ですけど、千葉神社では一つひとつ参拝する方も目に付きます。


それほどメジャーではないとは思うものの、個性的なものが多くて見どころ多数。
改めて千葉神社の良さを実感できた初詣でした。




千葉神社
千葉県千葉市中央区院内1-16-1
043-224-2211
参拝時間 6:00〜18:00

0 件のコメント:

コメントを投稿