モーションウィジット

2019年12月21日土曜日

【散歩】勝海舟の晩年を偲んで、洗足池をぶらり

大田区立勝海舟記念館は、2019年9月にオープンしたばかり。

なぜここ洗足池に勝海舟? と調べてみると、引退後に勝海舟が住んだのが洗足池だったんだとか。
お墓も洗足池にあったとは知らなかったな。

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昭和初期に建築された「旧清明文庫」を改修、勝海舟記念館になっています。
「旧清明文庫」には、勝海舟関連の図書を収蔵されていたとのこと、見た目にも綺麗になったようだし、収蔵品もグレードアップ。

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館内は2階建で、1階には手書きの書などが展示され、勝海舟の言葉を綴った年表なんかもあります。
撮影禁止なので写真はないですけど、300円の入館料にしては少々展示が少ないかな。

狭い通路の両側に展示物があり、読み入っている見物客で塞がれることも何回か。
もう少し工夫の余地はあるんじゃないかなと。

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2階は撮影OKで、レトロモダンな階段の上には勝海舟の胸像。
凛とした雰囲気にも、優しさが感じられる表情ですね。

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勝海舟が住んでいた洗足軒の模型、この家、いいじゃないですか。
今日では密集住宅地ですけど、明治初期は長閑な風景だったんですねぇ。

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記念館見学の所要時間は30分ほど、映像を観ればその2倍ってところ。
小綺麗で過ごしやすい空間だったな。

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次に向かうは、勝海舟夫妻の墓。
記念館から徒歩2分ほどのところにあります。

今日の人気からは、もっと立派なお墓なのかなと。
いや、敷地は広いし墓石も凝った造りだし、十分に立派なお墓ですね。

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お隣には、「南洲西郷先生留魂祠」なるもの。
西郷隆盛、江戸無血開城か。

逆賊となった西郷隆盛、自らの墓の隣でその魂を悼むというのも、勝海舟の真っ直ぐな人柄を表しているんでしょう。
勝海舟の情を感じながら、さて、ついでなので洗足池を1周してみるかな。

【今日のワンポイント】
・勝海舟関連といえば、NHKドラマで『小吉の女房』というのがあったのをご存知かどうか。主役は勝海舟ではなく父親小吉と母親お信。勝海舟は賢い子として出てくるのみで、古田新太演じる小吉の無鉄砲な江戸っ子気質、沢口靖子の天真爛漫さがハマったお信、このお二人の演技が秀逸で面白いドラマでした。

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