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2019年12月17日火曜日

【散歩】秋葉原の原点、火渡り神事もある秋葉神社

かっぱ橋道具街に来たんだから、近くの神社にでもお参りしていこうかな。
地図を確認すると、お、前から気になっていた「秋葉神社」が近いぞ。

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秋葉神社は、秋葉原の地名の元となった神社。

明治時代になった頃、東京の火災鎮静化祈願のため秋葉原に建立、その後駅の施設によってこの地に移転しているんだそう。
自作PCも手掛けたことがある元オタクとしては、アキバという名前に郷愁を感じるんです。

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社殿は新しく、境内の面積の割にはなかなか立派。
ちょっと変わった造りなのは、2つの鳥居に対して社殿が横を向いていることです。

地図をみると、社殿正面に後からビルが建ってしまったような様子。
都会の神社が辿る運命なんでしょうね。

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鎮火祭火渡り神事のポスターには、「どなたでも渡ることができます」という驚きの表記が。

え~そう言われたってなぁ、燃える炭の上を歩くわけでしょ。
どう考えても危険だとネットで調べてみると、一般参拝者は両端に寄せた炭の間を歩くだけとのこと。

そりゃそうですよね。
でも、どうして氏子さん達は炭の上を歩いても平気なんだろう。

肌色の耐火足袋でも履いているんですかね。

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こんな感じで、ビルに埋もれて入り口は少々わかりにくいんです。
行かれる方は、よく地図を見てください。

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もう1ヵ所、近くの源空寺もまた凄い。
何が凄いかというと、幡随院長兵衛という人の墓があるんです。

元々は肥前唐津の武士、町奴と呼ばれる任侠の頭領で、旗本奴の水野十郎左衛門に騙し討ちにあった人物なんだとか。
騙し討ちと知っていても、「怖がって逃げたとあっちゃあ名折れ、人は一代名は末代」と正々堂々と殺されたそう。

複雑な事情があったんでしょうけど、いかにも江戸っ子というエピソードですね。

偶然通りかかったお寺にも、壮絶なストーリー。
江戸って面白い街だなと。


秋葉神社
03-3844-5748
台東区松が谷3-10-7
社務所 9:00~16:00

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