【旅行】田沢湖の湖畔、たつこ伝説の世界観にひたる

【この記事のポイント】
・田沢湖にはたつこ像、稀に見る美しさの娘さんを襲った悲劇を知る

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日本で最も深い湖はどこか。

田沢湖というタイトルの記事、答えがこれ以外であることはない。
そう考えるのが正解、そう、秋田県の田沢湖がそれ。

田沢湖の最大深度は423m、これは世界でも17番目なんだそう。
標高249mなので、最深部は海面よりも低いことになりますね。

内陸部にこんな湖ができるのは何故か。
専門家の間でも意見は分かれるとのことながら、爆発的噴火によるカルデラ（噴火口）という説が有力なんだそうです。

2日目の宿泊地である角館の近くなのでと寄った田沢湖。
車を停めて湖を観に行ったところで、あれ、息子の姿が見えないな。

暫く経った後、串に刺さった焼ききりたんぽを手に持ち、嬉しそうな顔をしながら食べている息子が登場。
美味いものを食べている時は、幾つになっても顔は変わらないものなんだ。

これを食べることができただけでも、彼にとっては満足な経験だったんだろうなと。

田沢湖といえば「たつこ像」というのが有名らしい。

漢字では辰子。
稀に見る美しい娘さんだったそうで、お告げに従い若さと美貌を願って泉の水を飲んだところ龍になってしまったとのこと。
八郎潟の主である八郎太郎の恋人で、冬になると八郎太郎が辰子を訪れて冬を過ごすので田沢湖は凍らず、主の居ない八郎潟は凍りつくという物語があるんだそうです。

田沢湖はSUPも盛んなよう。

傍からみると優雅そうですけど、小さくて幅も狭いボード上でバランスをキープするのはさぞかし難しいでしょうね。
でも上手く乗れるようになったら、さぞかし気分がいいものなんだろうなぁ。

改めて、別角度からのたつこ像。

半端なく金ピカな外見、どういう意味があるのかはわからず。
実はブロンズ像で、制作は1968年と結構古いんですよね。

ん？
日本一深い湖とはいいながら、この近辺はかなり浅いんだな。

おぉ、魚が沢山泳いでいるじゃないですか。

近辺で餌を売っているようで、警戒感なく人間に近づいてくるんですよね。
これ、簡単に釣れるだろうけど、本当にやったら無茶苦茶怒られるんだろうな。

そんな余計な想像をしながら、そうだ、レンタカーの返却に間に合うようそろそろ角館に向かわないと。
なんて現実に帰ったところで、続きはまた明日。





【おまけのワンポイント】
・八郎潟の八郎太郎は、十和田湖を南祖坊に追われたとのこと。湖に人を結びつけるというのは、この地方ならではのことなんだろうか。