モーションウィジット

2017年10月28日土曜日

【観光】金町にある鎮守、葛西神社の風格

ふぅ、昨日は飲んだな。
午前中はゆっくり寝て、午後になって少し出かけようかなと。
 
比較的近場で行ったことないところ、そうだ、金町の葛西神社に行ってみよう。
8月に開催された音楽祭の時、行ってみようかなと一瞬思って、暑いのでやめた神社。
 
どんな場所なのか、空いている時に1回見てみようかなと。
帰りに柴又まで歩くのにも良さそうな場所ですしね。
 
 
金町までは京成線にて、京成高砂から単線の京成金町線に乗って、わずか3駅で到着です。
都内にこんなローカルな電車があるというのにも少々驚き。
 
金町から葛西神社までは歩いて10分弱。
住宅街を歩いて川沿いに近づくと、突然大きな神社が出現します。
 
手水舎の横には赤い神橋、その向こうには弁財天があります。
無駄遣いばかりしているけど、少しはお金が貯まりますように。
 
本殿には、経津主神に日本武尊、へぇ、徳川家康まで祀られているのか。
いずれも武運に恵まれているので、勝負事の前にお参りするのが良さそうですね。
 
お、奥にあるのは徳川家の三つ葉葵。
なぜ徳川家康が祀られているかというと、江戸初期にこの神社を訪れて操り人形芝居を見て感激、奨励のために玄米十石を扶持したからなんだとか。
 
行徳には家康が通ったとされる権現道があるし、小さな東照宮も船橋に。
徳川家康は、何かとこの地域に足跡を残しているようです。
 
大銀杏を見上げると、いやぁでかいなぁ。
どれだけの歴史を経てきた木なんでしょうかね。
 
周囲には摂末社が多数、これは金町招魂社だったかな。
第二次世界大戦に出兵した地元の若者の魂を祀る社、少し大きな神社に行くと必ずあるものです。
 
本殿の裏に回ると、ん、この像は何だ?
 
鍾馗という中国の道教の神、疱瘡除けや学業成就に効き目があるんだそうです。
ん、疱瘡って、最近は聞かなくなったと思ったら、既に完全撲滅しているようなのでもう死語なんでしょう。
 
更に奥に行くと富士社も。
明治末期にできたものとのこと、富士講が流行ったのはは江戸時代なので、少し時代が異なるかな。
 
とはいえ、この石造りはその名残りなんですかね。
なんとも不思議なものながら、その詳しい解説はなく、消化不良のまま葛西神社を後にしました。
 
不思議が全て解けるのではなく、不思議なままであるのも悪くないか。
 
 
葛西神社
03-3607-4560
東京都葛飾区東金町6-10-5
9:00~17:00
 

0 件のコメント:

コメントを投稿