モーションウィジット

2021年12月31日金曜日

【家呑み】トマト鍋やらカラスミ​やら、今年の新酒を味わいながら

今年も残すところあとわずか。
ブログ記事が溜まりアップが追いついていないですけど、ようやく今月初めの週末についてです。

従姉妹が購入してくれた美味しいボジョレー・ヌーボー呑み、今年は実家にて両親と共に。
 メインはトマト鍋、ツマミも持ち寄りということで、はてさて、どんな呑みになるんだろうか。

まずは主役のヌーボー達、真ん中のは塩尻のコンコード、左右が『ドメーヌ・デュ・ペール・ギヨ』というこだわりのボジョレー・ヌーボーです。

味の違いを感じようと一気に開けたので、それぞれについての感想を真ん中、左、右の順で一言ずつ。

塩尻のコンコード:
フレッシュという表現に尽きる一品。ブドウジュースみたいな風味だけど、呑み進めると意外な深みも。

「ボジョレーの騎士」ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2021
一転、複雑な味わいは古木のなせる技。渋みと重みがしっかりとあり、ベリー系の香りも心地よい。

「ボジョレーの騎士」ボジョレー・ヴィラージュ・ ヌーヴォー グラン・クラ 2021
こちらも同じく古木のヌーボー。ヌーボーとは思えない濃厚さ、香りが複雑で力強い味わい。

それぞれに個性があって、ローテーションで呑むと止まらなくなる。
意識してセーブしないと、ヤバい組み合わせでした。

こちらは富山のアンテナショップで買ってきた茹で野菜。

トマト鍋なので野菜はたっぷりあるぞと思いながらも、煮込んでないフレッシュな野菜もあるといいかなと購入したんです。
野菜そのものの旨味がしっかりいとあり、前菜としてはかなり使えます。

とりあえずのツマミは、干し甘海老、トリュフ入りチー鱈、鯖へしこというトリオ。
これ、ほぼ日本酒のツマミですね。

干し甘海老と鯖へしこを選んだ犯人は私で、後ほど書く理由でどうしても福井の酒を買いたくて、アンテナショップで購入してきたからなんです。
どちらも白ワインには合うかも、ボジョレー・ヌーボーだとちょっと違うかなと思いつつ。

試してみると想像通り、干し甘海老はギリギリなんとか、鯖へしこはそのままではちょっと合わないなと。
でも、ポテトチップスに少量のせるとアンチョビみたいな風味になって、なかなか美味なツマミに変身。

チー鱈のトリュフの香り、「ガソリン臭で美味いね」と言ったら周囲に引かれて。
「そう言われると、そうとしか味わえない」とのことでしたけど、これがトリュフの特徴ですよね。

さて、本命のトマト鍋は、義弟が仕上げてくれたもの。

ホールトマトにコンソメと塩胡椒、あとは牡蠣や鱈、ソーセージや、椎茸、シメジや白菜の出汁が効いています。
最後にモッツァレラとバジルで洋風のアクセント、これはかなりの美味で、お腹がパンパンでもおかわりをしてしまうほどでした。

トマト鍋を美味しくしてくれたものがもう一品、唐辛子のオイル漬けのこれだったんですよね。

メインは唐辛子、オイルは気持ち程度入っているというシンプルな調味料でしたけど、これを入れると味が引き締まり、かといって辛過ぎてしまう訳でもなく。
XHOTというのはエクストラホット、つまり激辛という意味と解釈しましたけど、誰でも食べられる辛さは使い勝手が良かったなと。

福井の日本酒が欲しかった理由がこれ、カラスミなんです。

カラスミの濃厚さに負けない酒と考えて、ぱっと頭に浮かんだのは以前呑んだことがある九頭竜米の日本酒。

米の旨味が強くて重さがあり、濃厚なカラスミに負けることはないだろう。
そして力強い酸味で、食欲を誘い続けてくれるだろう。

もし無くても、ウニや鯖へしこをあわせる福井の純米酒なら大丈夫だろうと思いつつアンテナショップへ。
九頭竜米の酒なんて... あ、あった、ということで買ってきたんですよね。


従姉妹が持ってきてくれたカラスミはイタリア製、塩は薄めであのカラスミの旨味が凝縮されていてるんです。
ネットリとした食感から出る旨味に感動、そしてここに九頭竜米の日本酒をグイと流し込んであげると... 至福としか言えない素晴らしい世界。

ここまで散々呑み食いしているにも関わらず、最後のこの組み合わせは無敵ですね。
いやぁ、素晴らしい味の数々。

従姉妹のMには、いつもいろいろ美味しいものを持ってきてくれることに大感謝。
本当に美味しかった、ありがとう!

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【今日のワンポイント】
・イタリアのカラスミはボッタルガというんだそうですけど、日本や台湾のものよりも塩辛さが控えめであり、マイルドでクリーミーな味わいなんだそう。なので塩抜き時間も短くてよいようで、今回は3〜4時間で全く問題ない塩加減でした。

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