モーションウィジット

2015年10月17日土曜日

ヘリコプターのシミュレーターを初体験

10月最初の日曜日。
 
気分転換にちょっと遠出をしてみようと、館山航空基地のヘリコプターフェスティバルに。
昨年は木更津駐屯地の航空祭と重なってしまっていたので、館山航空基地は初訪問です。
 
朝は6:00に起床。
8:00過ぎに到着すればいいやと、家を出たのは6:40。
 
ほぼ予定通り、8:15分に到着すると、既に駐車場はオープンしていました。
早速列に並ぶと、前には200人ほど。
ちょっと出遅れたかな。
 
待っている間、続々と展示用のヘリコプターが到着。
CH-47チヌークは木更津からなので、空路で来れば目と鼻の先ですね。
 
ふと列の後ろをみると、お〜、凄い数の人が並んでいるぞ。
開門の9:00には、更に数百人が並んでいて、さすがは人気のイベントです。
 
意外に早くから並んでいたことから、もしかして先着順のヘリコプターのフライトシミュレーターにも乗れるかも。
少々早足で受付を目指してみました。
 
受付に到着すると、まだ列もそれほど長くはない様子。
 
受付は午前と午後の2回があったんですけど、そもそも一体何人までOKなんだろう。
隊員の方が人数を数え始めて…
「う〜ん、午前中はこの辺までかな。」
 
線を引いたのが私の前まで。
「え〜、ギリギリアウトですか!」と私。
 
「もう一度数えてみます。」
改めて数えると、私の2名後ろまでOKとのこと。
 
お、超ラッキー!
 
以降の人が帰り始めたところで、待てよ。
これって並んで待つんだろうか。
 
このまま3時間も並び続けるのもちょっとな、どうしようか…
と思っていたら、列がどんどん進んでいきます。
 
なるほど、この券を受け取れば、時間になるまでは他を見ていていいんです。
 
私はほぼ最後尾、残っている券が少なくて、11:30か11:45の回に。
ええと、11:00から展示訓練、11:30からヘリコプターへの体験搭乗の抽選。
20分前には集合ということで、11:45にしておけば展示訓練は大半を観ることができます。
 
どっちにしても体験搭乗は諦めざるを得ず。
これは11:45をチョイスですね。
 
ここで時間は飛んでと。
 
シミュレーターの時間まで観たものはまた別の記事に書くとして、続けてシミュレーターについて書くことにします。
 
11:25に受付に行くと、控え室に通されてここで待てとのこと。
海上自衛隊入隊のプロモーションビデオ、経理と人事に所属している女性隊員が大学時代の友人に会って、「自衛隊にも普通の会社と同じような仕事があるんだよ。」なんて言っていました。
 
表を見ると、シミュレーターに乗れるのは1回につき5名。
午前中は13組、計65名か。
 
5名全員が揃うとシミュレーター近くの部屋に移動。
 
てっきり券に書いてある「4」が自分の座席かと思いきや、座席は抽選。
ラッキーにも左前席の「2」を引き当てました。
 
シミュレーターはこんな感じ。かつて乗ったことがあるボーイング747-400のシミュレーターと同じような外見です。
内部は撮影禁止、なのでフライト中の様子は以下ほぼ文章のみで。
 
まず、フライト時間は10分です。
館山航空基地から離陸して、途中省略で駿河湾に。洋上を12ノット(だったかな…)で航行する護衛艦に着艦して、すぐにまた離艦します。
 
護衛艦の周囲を巡り、再び館山航空基地へ。
 
すっかり暗くなった基地に着陸して終了です。
 
座席や計器類は、一昔前のジェット機のような雰囲気。
また、離着陸の前後では滑走するので、これも飛行機のような印象でした。
 
飛行中も飛行機と挙動は変わらず。
護衛艦への着艦時はスピードが極端に遅いのと、周囲を巡る時は機首とは異なる向きに飛ぶのと。
ヘリコプターっぽさはその程度でした。
護衛艦への着艦はこんなイメージ。
車輪が付く瞬間はかなり大きな衝撃だったのは、操縦が下手だからなのか、着艦とはそういうものなのか。
 
あ、そうそう。
操縦は自衛官の方がやってくれるんですけど、パイロットではなく整備の方なので、あんまり上手くはないそうです。
 
パイロットであれば、もっと凄い機動飛行をやってくれたんだろうか。
いや、身体に相当の負担がかかるだろうし、気分が悪くなる人も出るので、我々相手にはやってくれないんでしょうね。
 
 
いや〜、貴重な経験だった。
 
12:00過ぎ、もう終了していることを承知のうえでヘリコプター体験搭乗の抽選会場に足を運んでみると、何やらいそいそと書類を書く人達。
当選してこれからヘリコプターに乗るので、「万が一、墜落して死んでも文句は言いません。」みたいな誓約書を書いているんでしょう。
 
ちょっと羨ましいですねぇ。
来年以降、また来て乗せてもらうことにしよう。
 

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