師走の懐石弁当、品数多数ですけど食べられるかな。
まずは食前酒の梅酒。
コクがあって、食前酒というより料理の一つのようでした。
お通しは「笹鳴き」と書いてありますけど、笹鳴きって何だ?
ネットで調べてみると、冬場のウグイスの鳴き声のこと。
それがこの葉のもののジュレ固めのことなのか。
う〜ん、よくわかりませんねぇ。
さっぱりとした出汁が効いていていい味でした。
お造りは真鯛に鮪に蛸。
鮪は普通でしたけど、真鯛は旨味が強くて歯応えもしっかり。
そして弁当箱、どれも丁寧に仕上げられて美味だったんです。
揚げ物は、素材の味がしっかり香ります。
鰤の照り焼き、薄味なのは脂の旨味を活かすためでしょう。
サーモンとイクラの塩味のバランスも絶妙だったし、さっぱりと様々な味を楽しめる贅沢な一時でした。
椀ものの白子豆腐は味が濃厚、この風味は初めてじゃないかな。
上に乗った野菜もかえって引き立ちます。
煮物は再びさっぱり、上品な味付け。
締めにもっていくのにいい繋がりです。
赤飯に香の物。
続けて出てきた蕎麦がまた美味かった。
これだけ食べ続けてきたのに、もっと食べたくなるほどのいい味です。
今度は蕎麦だけでも食べに来ようかな。
最後は揚げ饅頭、これを食べに来るファンも多いんだとか。
甘味はそこそこあって、焙じ茶にはぴったりでした。
いや〜、美味しかった。
この味、この雰囲気なら、遠くからでも食べに行く価値はあり。
お勧めです。
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