【この記事のポイント】
・久々に入った町中華の名店『味達』、四川風担々麺はさほどに四川風ではなかったけど、旨味のある程よい辛さはさすがの味
午後から在宅勤務という日、今日は下総中山でランチを食べて帰ろう。
インドカレーにするかラーメンにするか、はたまた鯵フライにしようか。
あ、そういえば、最近でオープンしたお店もあったはず、あれってどこだっけとGoogleマップを開くと…
あっ『味達』。
探そうとしていたお店じゃなく、コロナ禍の在宅勤務時にはよく行っていたお店です。
古き良き町中華の名店といった佇まい、ここの料理は何を食べても美味しいんですよ。
それが何故か、ここ最近はすっかり頭から抜け落ちてしまっていた。
会社ではこれまでと違う仕事に就いたり、家をリフォームして暫く武蔵小山に住んだりという環境変化が影響していたんでしょうね。
そのまますっかり忘れることなく、思い出せた今日は古い友に再会したようなめぐり合わせ感。
今日は何を食べようか。手書きメニューは情報量が多いので、カウンター上にある活字メニューを眺めて… お!
四川風担々麺950円、こんなものがあったのか。
よし、今日はこれにしておきましょう。
先客はお一人のみでしたけど、常連さんなのか大将と電力会社の悪口。
「料金が値上がったというから、いくらになったのかを確認しようとして電話したんだ」
「そしたら「お客様番号を」と、「領収証に書いてあります」からと言うんだけど、領収証が送られてこないから電話で聞いているのに、教えてくれないんだよ」
なるほど、確かにあり得ない話じゃないな。
10分ほどして、ようやく私の四川風担々麺が到着。
四川と銘打つ割には、色は大人しめで辛そうじゃないな。
まぁとりあえずスープから、頂いてみましょう。
レンゲで掬って一口、胡麻の濃厚な香ばしさが口いっぱいに広がるけど… やっぱり辛くはない。
ここで具を展開、もやしとニラに隠れた挽き肉をスープに散らしてみると、おぉ。
見事に真っ赤になるじゃないですか。
これでスープを一口、うん、激辛じゃなく旨味がしっかりとある程よい辛さ。
さすがは大将の味。
麺に移行、中細僅かに縮れ麺という感じですかね。
辛さの絡まり具合がちょうどよし、調子にのって食べるとワイシャツを汚しそうですけど、そんなことは気にしたくない美味しさ。
スープと麺を交互に食べていて、ふと何かこのお店らしい味が欠けてきるような… あ、にんにくだ。
炒め物だとがっつりと効いているにんにく、この担々麺ではほとんど感じないんです。
物足りないような気がしなくもないけど、にんにくを入れたら主役を奪われてしまうんじゃないだろうか。
こういった「味の減算」も計算ずくなのかどうかは定かではないものの、最後まで美味しく食べられる丼に感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした。
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