【この記事のポイント】
・イエローテールのアルコール度数20%オフのピノ・ノワールを飲んでみたところ、刺激控えめなジュースっぽい後味だったかなと
とある金曜日、仕事を終えてスーパーに買い物に行ってと。
明日から週末なので、今日はしっとりとワインでも呑むか… ん?
1,000円以下の安いワイン、イエローテールのコーナーで見慣れないものを発見。
PURE BRIGHTという白ベースのラベル。
新しい品種なのかな、「かるうま」って何だ?
読んでみると、品種はピノ・ノワール、脱アルコール製法で約20%度数を落としたものとのこと。
え〜、オーストラリアのワインって、フルーティな芳醇さとアルコール度数の高さが売りじゃなかったっけ?
と、ここで暫く前に読んだ新聞記事だったかを思い出した。
健康志向の高まりで若者にはアルコール度数の高いものは敬遠されるようになっている、ワインは敬遠されて需要が落ちている、みたいな内容だったかなと。
かつて日本のワインの評価が低かったのはアルコール度数が低いから、なんていう話を聞いたのは20年ほど前だったか。
缶チューハイも最近は度数の高い9%はマイナーに、5〜6%程度の方が売筋棚に置いてあったりと、変化を感じてはいたんですよね。
Z世代が大人になって、ガラッと変わってきているんだなということを実感。
普通のイエローテールのピノ・ノワールは13.5%、20%アルコールオフということは10%強ということで、味はどれほど違うものなんだろうか。
まずは一口含んで… ん、そうか。
そもそもイエローテールのピノ・ノワールは久々なので、元との違いはわからない。
とはいえ、このワインもオーストラリアらしい華やかさがあり、度数の違いはよくわからないな… ん? いやいや。
違いは飲み下した後、余韻で感じたんですよね。
一言で表現すると、口に残る刺激が少ない。
フルーティーな後味だけが残り、まるでジュースみたい、なんて表現すると、そりゃそうだろうと言われるだけでしょうね。
でも当にそんな感じで、キレの良さがなく甘さが続くという感じでした。
テイスティングで判別できるか。
これは微妙だけど、オリジナルと飲み比べれば大半の方はわかると思います。
これが近未来のワインの味、そう思っておくのがよいんでしょう。
【おまけのワインポイント】
・オーストラリアのワインは、ラベル表記との誤差は1.5%まで許容されているとのこと。なので13.5%は12.0〜15.0%だそうで、こういうアバウトさは楽しいものですね。
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