モーションウィジット

2024年8月12日月曜日

【IT・指ロボット】物理的にスイッチを押すのはユニークだけど、実用性やいかに

【この記事のポイント】
・スイッチボットの特徴である指ロボット、使い道は多いようでも実はそうでもなく、図画工作のセンスがないと設置は難しいかも



次にご紹介するのは、スイッチボットならではの製品であるボット。

①本当に必要なのかは、よくよく吟味する必要あり
②設置には工作のセンスが必要
③NFCで指ロボットを操作
④家に近づいたらボットを作動させるジオフェンス

①本当に必要なのかは、よくよく吟味する必要あり


別名は指ロボット、細いアーム… いやフィンガーなのかな…が物理的にスイッチを押す動作をする構造になっているというもの。
例えば壁スイッチを押したり、家電のスタートボタンを押したりするのに利用できるというわけです。




面白い製品ではある一方、これがあると便利になる家電は少ないんじゃないかというのが私の感覚。

炊飯器やコーヒーメーカーに使うなんていうアイデアをみると、お米やコーヒー豆を入れないとスタートスイッチを押す意味はなし。
食材をセットした時、普通にスタートスイッチを押せばいいじゃないか。

サーキュレーターや風呂の湯沸かしスイッチに使うというのは、まぁわからなくもない。
とはいっても、43 x 37 x 24 mmというサイズのボットを装着してしまうと、自分の指で押す時に邪魔になるんじゃないか。

我が家ではこれが役立ちそうなのは1箇所のみ、私の部屋の壁スイッチでした。


リフォーム業者さん曰く、この壁スイッチはコンクリート壁に設置されているので、別の場所に移すことはできず。
一方、パソコンラックはこの壁スイッチの面にしか置くことはできずで、壁スイッチがラックの裏に隠れてしまうんです。

壁スイッチはシーリングライト用、リモコン操作でON/OFFできるので、壁スイッチを操作することは限られているんですけどね。
指ロボットを使ってみたい、そんな気持ちが80%で購入してみたというのが本音。

②設置には工作のセンスが必要


さて、それでは壁スイッチに取り付けてみましょう。



最終的にはこんな感じになったものの、ここに至るまでにはそれなりの工夫が必要だったんですよね。

アームの動きとスイッチの形状から、この辺りにつけてみればいいんじゃないかと試してみたところ…
(ウィーン..ポロッ、コン、コロコロ)

何の音かはご想像頂けると思います。
アームが動いて、スイッチを押しきれず。
仮止めのテープじゃボットを支えきれずに落下、床を転がっていく。

そう、考えてみれば当たり前なんですけど、物理的な動きがあるものなのでお試しで仮設することができないんです。
ガッツリと両面テープを貼るというのに躊躇すると、こんな失敗をすることになります。

でと、しっかりと両面テープで貼って、よしこれでどうだ。
(ウィーン…….)

今度は壁スイッチを押しきれず。
設置したばかりでスイッチがまだ固いせいもあってか、ボットが壁側に反ってしまっています。

赤い部分がある部品がこういった状況のためのもの、ボットのアームと反対側の裏面に装着して、ボットの反りを抑えてくれるんです。

よし、それじゃ再び。
(ウィーン…….)

う〜ん、まだスイッチを押し込めないぞ。
そこで引っ張り出してきたのが戸当りクッション、これをスイッチ側に貼り付けて。

(ウィーン、ボッコン、ウィーン)
おぉ、上手くいったぞ。
後日、妻が「生々しい音がするね」と言っていましたけど、壁スイッチをリアルにゆっくりと押す音には適切な表現です。

目的を達成したところで、本日の記事はおしまい。
明日はボット操作の応用編を書くことにします。




【まとめ】
・指ロボットは応用がきくデバイスではあるものの、物理的な動きがあるので工作が苦手な方には不向き

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