【この記事のポイント】
・手狭な我が家に総勢11人が集結。限られたスペースと椅子をかき集め、倉庫のキャンプテーブルを緊急治療してドッキングさせた、執念の座席確保。
・デパ地下サラダのシックな黒皿移し替えと、京樽の上方鮨ネット予約。そして『鶏むら』で調達した山盛りの鶏皮揚げ二種が織りなす、テイクアウトをスマートに楽しむもてなしの段取り。
・ふるさと納税で届いた本日の主役「カツオのタタキ」を冷蔵庫に厳重温存しすぎた結果、写真が一枚も残っていないという美しき大失敗。
とある休日、我が家にちょっとした激震が走ります。
この日は妻の両親と兄弟が家にやってくる日。
我々家族を含めると、総勢11人という大所帯です。
我が家はごく一般的なマンション。
さて、この限られた空間でのランチ会を、いかに破綻なく、かつ居心地よく組み立てるか。
これはもてなしの段取り力が問われるミッションです。
11人の座席を確保する、執念の現役復帰大作戦
まずは「食卓と椅子」のやり繰りから。
普段は妻と娘、そして私の3人暮らしなので、テーブルも椅子も当然ながら4人分しかないんです。
ところが、今回は全く焦る必要なし。
というのは、この日のために(というか、椅子の入れ替えとして)新調したお気に入りの椅子が4脚。
さらに「ひとまず予備として」とってあった古い椅子が4脚あるので8人分。
残る3人分は、書斎や居室から椅子を総動員してかき集めます。
椅子のデザインやキャリアはバラバラですけど、まずは座れることが重要です。
問題はテーブル。
4人掛けが限界のダイニングテーブルは最大でも6人まで。
当然ながら11人は物理的に無理ですね。
そこで倉庫の奥から引っ張り出してきたのが、かつてアウトドアで愛用していたキャンプ用の折りたたみテーブル。
経年劣化でプラスチック部品が割れていたんですけど、そこは補修テープで応急処置、現役復帰です。
「メインディッシュ」から逆算する、もてなしの段取り
さて、次はいよいよ「料理」の段取りです。
ラッキーなことに、この前日に高知県須崎市からのふるさと納税返礼品、カツオのタタキが届いたんですよね。
段ボールを開けると、霜をまとった立派な真空パックが規則正しく並んでいます。
藤商店の「たたきのたれ」や薬味もセットになっていて、見るからに美味しそう。
よし、こいつをメインディッシュに据えて、周りのメニューを固めることにしましょう。
まずはテーブルに彩りをと、デパ地下の『eashion(イーション)』でサラダを購入。
ぷりぷりのエビマヨと、カボチャやブロッコリー、ベリーまで入った色鮮やかなコブサラダ。
これを買ってきたプラスチックパックのままテーブルに出すのは、さすがに味気ないですからね。マットな質感の黒い大皿に移し替えてみました。たったこれだけの手間ですが、デパ地下の惣菜が一気に「おもてなしのご馳走」の顔になってくれるから不思議です。
主食には間違いのない定番、京樽の「上方鮨(かみかたずし)」。
前日にネットで人数分のパック(「つる」や「ゆり」といった詰め合わせ)を予約しておいたので、指定時刻にお店へ行って滞りなく受け取れました。
店頭で待たずにスマートに調達できるのは、事前の段取りの賜物。
唯一の難点といえば、持ち帰る道中がずっしりと重かったことくらい。
まあ、家で11人分のお寿司を作る手間に比べれば、そんなの難点のうちに入りませんけどね。
宴をさらに盛り上げる、ビール党へ贈る最強の布陣
さらに、ビール党へのおつまみとして欠かせないのが、シャポー本八幡の『鶏むら』で買ってきた「鶏皮揚げ」です。
買ってきたパックのままだとさすがにジャンキー過ぎるので、キッチンのカウンターで大皿に盛り替えて準備します。
衣が薄めでサクサクしたシンプルな塩味の鶏皮揚げと、甘辛いタレを絡めて白ごまをたっぷり振った名古屋風のタレ鶏皮揚げ。
つまみ食いでも、ビールがどんどん進みそうな最強の布陣が整っていくわけです。
さらに、ついでにと。
先日茨城県のアンテナショップで手に入れておいた「常陸牛入りサラミ」と「ごまなっとう」もおつまみに並べて。
さて、準備は万端。カツオのタタキをメインに据えて、宴の始まりです。
「残りの1割」の舞台裏と、主役不在の美しい大失敗
…ん? あれ?
メインであるカツオのタタキの写真がないぞ。
あ、そうか…
しまった!
美味しいカツオを「冷え冷えの最高な状態」で食べてもらおうと、ギリギリまで冷蔵庫の奥深くに温存していたのが災い。
いざ皆さんが到着すると11人のもてなしとビール注ぎ、おしゃべりと鶏皮揚げのサービングで戦場のような忙しさに。
ホストとして立ち働いているうちに、写真を撮るというミッションは私の頭からすっかり消え去っていたんですね。
「主役であるがゆえ、誰かが撮っているだろうと皆が思ってしまい、誰も舞台上の姿をカメラに収めていない。」
う〜ん、現実にもありそうですねぇ。
まぁいい。
カツオのタタキはまだもう1本,、冷蔵庫の奥で出番を待っています。
こいつの美味しそうな姿は、後日改めて別の記事でじっくりレポートすることにしましょう。
宴の様子ですが、皆さんどの料理にも大満足していただけた様子。
テーブルの上の残り物がほとんどゼロだったのを見ると、その納得のほども窺えるというもの。
個々の料理の詳細な感想は長くなるので省略しますが、みんなで囲む食卓の楽しさと、心地よい満腹感に感謝。
ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
デパ地下や市販のサラダは、少し深さのある黒や濃い色の「マットな質感の和皿」に移し替えるだけで、一気に手作り感と高級感がマシマシ。黒い地色がそれらの色彩を引き立て、コントラストを美しく見せてくれます。





