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2024年5月1日水曜日

【グルメ】鎌倉で人気の『オクシモロン』、複雑なスパイスの個性的なカレー

【この記事のポイント】
・二子玉のカレー店『オクシモロン』、本店が鎌倉で大人気というだけのことがある個性的な辛さは並ぶ価値あり



土日で概ね引越を終えたものの、残る片付けと骨休めために月曜日は休暇を取得。
ランチは妻と娘に誘われて、二子玉川までカレーを食べに行くことにしました。

市川からだと時間がかかる二子玉も、武蔵小山からなら電車で20分ほどという近さ。
『オクシモロン』というカレー屋さんには二人とも行ったことがあるそうで、引っ越したら行こうと狙っていたんだそうです。

高島屋内にあるお店に到着すると、えっ、平日の11:30なのにこんなに並んでいるの?
店頭にあるiPadで行列待ち手続きをしてきた娘によると、我々は10組目だそう、こりゃ結構時間がかかりそうだな。

私は初めて知った『オクシモロン』、本店は鎌倉にあるそうで、エスニックカレーとスイーツで有名なんだとか。
舌の肥えた観光客が多い鎌倉、そこで有名になるようなお店なら味は間違いなし。
そんなカレーを鎌倉まで行かずとも二子玉でとくれば、行列ができるのも当然といえば当然なんでしょう。

調理にも時間はそれなりにかかるようで、入店まで待つこと40分ほど。
可哀想だったのは直前に並んでいたお二人組、なんと、iPadの行列待ち登録を知らなかったんだそうです。

我々が到着した時には既にいて、我々よりも後から来た人の後ろにエントリー、待ち時間は1時間じゃきかなかったんじゃないかなと。
その分ゆっくりとお喋りができたというのも、別の意味で充実した過ごし方だったのかもしれません。

まず到着したのは、ホットジンジャーエール770円。
カレーに加えての生姜というのはどうかとも考えたものの、せっかくだったら徹底的にスパイスをと。

期待通りでこのジンジャーエールは生姜の刺激が強め、本格的な味わいです。
生姜だけを齧るとシロップの甘味もあるので、後から生姜汁を加えているのか、赤い鷹の爪でこの辛さが出ているのか。

いずれにしてもカレーの箸休めにはならないのは間違いなし、辛いのが好きな方にはオススメです。

お、エスニックそぼろカリーが来ましたよ。

辛さは中辛・辛口・大辛・激辛・激激の5段階、私は上から2段目の激辛をチョイス。
初めてのお店で最上位は避けたいものの、ここまで細かく取り揃えてくれているのでと2番目の激辛にしてみました。

ようやくありつくことができたカレー、よし、それでは頂きましょう。

まずはそぼろを一口、お、これは豚ですね…
ん… おぉ、辛いぞ、これ。

辛さに鈍感になってしまった私でも、このそぼろにはしっかりと辛いと感じることができる。
そして複雑なスパイス、何が入っているんだか全くわかりませんけど、多種の香辛料を使っているのは間違いないです。

ライスと一緒に食べると、旨味が程よいバランスで加わり豚肉の美味しさを感じるように。
なるほど、この複雑さは他ではなかなか味わえず、だから人気があるんだな。

横にある葉っぱはエスニック定番のパクチーだけでなく、大葉・三つ葉・ネギと4種類。
それぞれが個性を発揮してくれるんですけど、三つ葉がこんなにエスニックな味になるとは初めて知りました。

最も美味しいと感じたのは大葉、爽やかさが加わって肉とご飯が更にいい味になるんです。
そうそう、爽やかさといえばレモンもいい仕事ぶり、エスニックっぽい演出を加えてくれたなと。

なんて食べ進んでいるうちに、あれ?最初に感じた辛さがいつの間にか消えているなと。
葉っぱで多少緩和されているとはいえ、私の口が慣れてきたのが大きいんでしょうね。

こうなればこっちのもの、ジンジャーエールの刺激を織り交ぜながら、4種の葉っぱの風味を感じながら食べ進み。
見た目よりもボリュームもあり、食べ終える頃にはすっかり満腹。

いやぁ、美味しかった。
ご馳走さまでした。






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