モーションウィジット

2026年3月7日土曜日

【旅行】朝一番の特権!ノートe-POWERで攻める峠道の先に、鏡面世界が描く絶景「逆さ榛名富士」

【この記事のポイント】
・タイムズカーで朝一番の榛名湖へ。鏡のような湖面に映る「逆さ榛名富士」、火山活動が造り出した造形美、薄氷が奏でる冬の終わりの静寂に浸る。


ホテルをチェックアウトして、向かうは徒歩5分ほどの場所にあるタイムズカーのステーション。
昨日の移動中、上野東京ライン線の車内でスマホからサクッと予約しておいたんです。

レンタカーのような対面の手続きをスキップし、スマホアプリのみで出発できるこの手軽さ。
ITの恩恵を肌で感じる瞬間の一つですね。

ワンペダルで攻める峠道:ノート e-POWERの機動力





今回相棒に選んだのは、日産の「ノート e-POWER」。
エンジンで発電、モーターで駆動するというこのユニットは、踏み込んだ瞬間から最大トルクが立ち上がるレスポンスの良さが魅力です。

アクセルオフだけで強力な回生ブレーキがかかるので、加減速の激しい山道でもブレーキペダルへの踏み替えが最小限で済み、右足の疲労が劇的に軽減。
「ワンペダル感覚」でのドライブは、まるで自分の神経がタイヤまで直結しているような心地よい操作感を与えてくれます。

高崎市街を抜け、標高を上げるにつれて周囲の景色は一変。

路面の端に残る白い影に「これ、凍ってるじゃないか…」と冷や汗を流しながら、慎重に高度を稼ぐこと約50分。
ようやく辿り着いたその場所には、言葉を失うような絶景が待っていました。

朝一の特権:鏡面世界に浮かぶ榛名富士





どうです、この絵画のような静謐な佇まい。
「早起きは三文の徳」と言いますけど、冷たく澄み切った朝の空気がレンズの解像度を一段引き上げてくれたかのようなパノラマです。



湖の向こうに端正な円錐形を見せる山。
そう、これこそが「榛名富士」です。

標高1,391m。
本家・富士山を彷彿とさせるその美しい稜線が、風がなく静かな湖面に見事な「逆さ富士」を描き出しています。

この山は、榛名山の火山活動の末期に誕生した中央火口丘。
カルデラ湖である榛名湖とのコントラストは、まさに自然が描き出した奇跡ですね。



榛名山は、赤城山、妙義山と共に「上毛三山」に数えられる名峰。
その生い立ちは激しく、数十万年前から繰り返された噴火によって複雑な峰々が形成されたんだとか。

現在私たちが眺めている穏やかな榛名湖も、実は約3万年前の爆発的な噴火によって形成された陥没地(カルデラ)に水が溜まったもの。
荒々しい火山活動が長い年月を経てこの優美な景観へと昇華、地球のパワーと壮大な歴史を感じます。

氷のテクスチャ:冬の名残を歩く





烏帽子岳の手前の湖面には、しっかりとした氷の膜。

かつてはスケートやワカサギの穴釣りが冬の風物詩だった榛名湖ですけど、近年は全面結氷する機会が減っているんだとか。
それでも、こうして朝の光を反射して輝く薄氷を見ると、まだ冬の精霊がこの地に留まっているような、凛とした緊張感が伝わってきます。

さて、時計の針は、まだ午前9時。
周囲の売店やレストハウスも、まだ眠りから覚める準備をしている段階です。

人の気配がない贅沢な「独占状態」を十分に堪能したところで、そろそろ次なる目的地へ。
パワースポットとして名高い「榛名神社」へと舵を切ることにしましょう。

というところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・榛名湖の標高は1,100m。高崎市街より1,000mも高いので、気温差は6〜7℃もあるんです。なので凍結には注意、防寒対策にも怠りないように。