【この記事のポイント】
・船橋東武の物産展「粉博」に突撃。551蓬莱を筆頭に並ぶ、魅力的な粉もんパラダイス
・突如現れた息子と、あんこ入り焼きまんじゅうの「個数仕様」によるダブルの計算違い
・父親の痩せ我慢でノーマル1個を死守。フカフカと軽い上州名物の不思議な食感と旨さ
とある休日、この日は船橋東武のイベント会場に。
朝10時のオープン、まあ余裕だろうと9時45分頃に到着したものの…
すでに長蛇の列、うわ〜甘く見てました。
実はこのイベント、『551蓬莱』が出店するんです。
我が家もこれがメインターゲットなんですけど、やっぱり551の人気は凄いですねぇ。
運営側も慣れたもの、開場時間を早めてエスカレーターを稼働。
人数を制限しながらエスカレーターに乗せるという技で、特に混乱なく6Fまで辿り着くことができました。
地名ではなくジャンルで勝負する「粉博」の妙
イベントの名前は「粉博(こなはく)」、素晴らしいネーミングセンスだなと。
通常であれば『北海道物産展』だの『福岡うまいもの市』だの、地名を冠するのが定番。
そこを『粉もの』という炭水化物ジャンルだけで全国から集め、物産展ではなく『博(博覧会)』と言い切る。
万博ならぬ粉博。
粉もの好きの私にとって、これほどそそられるタイトルはないでしょう。
さて、まずは551の整理券を受け取ってと。
せっかくなので、何か一品買っていこうと会場をめぐります。
たこ焼きやピザ、串揚げなんかもあって、どれも美味しそう。
でも、人気のお店はどこも行列だし…そもそも、夕食に551を食べようとしているのに、あんまり重いものは買わない方がいいでしょうね。
息子の乱入と、本日2度目の計算エラー
そんな私にぴったりだったのが、「上州沼田名物 焼きまんじゅう」。
行列はないし、これならば軽めなのでおやつに最適。
あんこ入りは450円、ノーマルは400円。
妻と娘と3人分、あんこ入り2パックとノーマル1パックあれば十分かな。
家に戻ると…あれ、息子が来ているじゃないですか。
想定外のゲスト登場で計算が狂いかけたものの、まあ焼きまんじゅうは1串に4つずつ。
一人あたりあんこ2個、ノーマル1個で等分すれば平和に解決ですね。
ところが…
「あれ、お父さん。あんこ入りは1串3個だよ」と息子。
あ、パッケージの絵も確かに3個、本日2度目のエラー発生です。
「よし、皆はあんこ2個とノーマル1個を食べなさい。私は残ったノーマル1個で十分だから。」
苦渋の決断…いや、単なる痩せ我慢… いやいや、父親というのはこういう役割を演じるべきなんです。
まんじゅうという名の、極上和風味噌パン
再びの外出から戻ってきて、伝えた通りにポツンと残ったノーマル1個。
おやつとして頂くと… むむ、これは不思議な食感。
まんじゅうという名前はついていますけど、中身はフカフカとパンのように軽いんです。
外側はタレの焦げ目でカリッと香ばしく、中は驚くほど軽い発酵生地。
そこに甘辛く濃厚な味噌ダレが容赦なく絡み合い、どこか懐かしい味わいが口いっぱいに広がります。
これは極上の「和風味噌パン」と呼ぶほうがしっくりくる、不思議な味わいでした。
よし、次回は息子が来るかどうか、事前に厳重に確認してから買い出しへ出かけることにしよう。
そう固く心に誓うことができた、貴重なおやつタイムだった… ってことにしておきましょう。
ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
群馬名物「焼きまんじゅう」の発祥は江戸時代末期。
当時、高価だった米の代わりに小麦の栽培が盛んだった上州において、小麦粉に「どぶろく(麹)」を混ぜて発酵させ、蒸し上げたのが始まり。どぶろくによる天然発酵のおかげで、冷めても固くなりにくいフカフカの食感が生まれたのだそうです。
安価な小麦を美味しく、かつ保存性を持たせて食べるための、先人たちの極めて合理的な知恵の結晶なんですね。



