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2026年9月22日火曜日

【グルメ】佐原『吉庭』の絶品フレンチ!料理上手の母は無言、私はメインを撮り忘れ

【この記事のポイント】
・観光ガイド常連のフレンチ『吉庭』を平日旅行の恩恵で確保。
・言葉を失うトウモロコシのスープと、料理上手の母が無言で夢中になった真鯛のポワレ
・あまりの美味と酒の酔いにメイン(房総ポーク)を撮り忘れ、痛恨の失態と再訪への誓い


佐原での夕食は、『オーベルジュ ド マノワール吉庭(きってい)』。

食べログ評価3.53(2026年9月)。
観光ガイドを見ると必ずと言っていいほど出てくるので、6人で予約をとるなんて無理だろうと思っていたんですけどね。

旅行の2週間ほど前に妹に情報を流したところ、サクッと予約をとってくれたんです。
こういうところも平日旅行のいいところ、なんて思いながらの訪問でした。

平日旅行の恩恵でサクッと確保。夜の入口が息を呑むほど美しい『吉庭』

予約は18:00。
到着した時はまだ明るかったんですけど、帰りがけに撮った入口の写真が素晴らしく綺麗なので敢えて使いました。

ライトアップされた庭園という佇まい。
レストランとは思えないですよね。

静けさに包まれた古民家の店内。平日の贅沢な貸切感

この日、お客さんは我々以外に2〜3組ほどしかおらず。
佐原という場所柄、いくら評判がいいお店でも集客は難しいよな、なんて思っていたんです。

地元のクラフトビールで乾杯。息子の酒解禁に目を細める

まずはビール、地元佐原に醸造所がある伊東忠次郎商店のIPAです。

一緒に呑んでくれるのは妹の友人Sさんだけかと思いきや、お、息子も呑むとのこと。
酒の美味しさをわかるようになってきたんだな、これからが楽しみだと少しうれしくなりながら、さて乾杯。

華やかな和前菜の六寸盛り。メモが追いつかない一族の記憶力

まずは和前菜の六寸盛り。

男性スタッフが一品ずつ説明してくれるんですけど… メモが追いつかないぞ。
皆の記憶をかき集めてみたんですけど…

奥から時計周りに、ホッキ貝と…なんとかの青のり風味。
人参カステラ、これは間違いない。

鶏の…(これが誰も思い出せない)。
じゅんさいゼリー寄せ(みたいな)。

サーモンと錦糸卵となます… を組み合わせた料理。
そして真ん中はイイダコの煮付け。

駄目だ、記憶がいい加減なのは両親と私だけじゃない。
息子が一番覚えてはいたものの、あとは五十歩百歩といったところだ。

一品一品を美味しく頂きながら、グルメ】佐原『吉庭』の絶品フレンチ!料理上手の母も無言になった至高の夜皆で談笑。
そんな和やかな雰囲気はここまででした。

息を呑む美味しさの洋前菜。醤油原理主義者の娘を思う

洋前菜は、かんぱちのたたき 梅肉のマヨネーズソース 鰹出汁のジュレと大葉と茗荷のサラダ。

これを食べ始めたところで…
ん? これ、半端なく美味しいぞ。

食材は上に書いた通り、見た目もその通りなんですけど… 風味と食感が絶妙。
かんぱちの風味に全てが調和、主役を盛り上げながらも、それぞれの食材になくてはならない存在感があるんですよね。

こんなに美味なものでも、醤油原理主義者の娘がいたら、「すいません、醤油ください」なんて言うのか、言えるのかな。
くだらない想像が頭をよぎりつつ、さて、お次はと。

言葉を失うほどの風味と甘み。とうもろこしの冷製スープ

とうもろこしのクリームスープ コンソメジュレ。
これもぶっ飛ぶほどの風味の豊かさと美味さ。

美味しい、美味い繰り返すだけのブログにはしたくない。
できるだけ味の細部を言葉にしたいと思っているんですけど(←思っているだけかも…)、このスープはそれができないほど美味しいんですよ。

ポップコーンとオリーブオイルを浮かべる、なんて変わった演出もありながら、これが見事な脇役になっていました。

佐原の銘酒『東薫 卯兵衛』。Sさんと息子と一合ずつ傾ける

魚料理の前に佐原の日本酒、東薫 卯兵衛 純米吟醸。
一合900円とリーズナブルなものの、旨味豊かで後味のキレもいいんです。

私、Sさん、息子とそれぞれ一合ずつ。
さて、次の料理は何だろう。

至高の真鯛のポワレ。一心不乱に食べ進める母の無言劇

真鯛のポワレ マッシュルームとトマトのソース デュグレレ風。
香ばしく焼き上げた真鯛、これにトマト・マッシュルーム・エシャロットなどを白ワインや魚の出汁で煮詰め、バターで仕上げたソースを合わせたもの。

これの美味しさは筆舌に尽くしがたく、食べ終えてしまうのが惜しいと感じるほど。
東薫 卯兵衛との相性もよく、一口ごとに皆で「美味い」を連発…

あれ?そういえば、母が妙に大人しいなと目をやると、一心不乱にこの料理を食べています。
調子が悪い訳じゃなさそうなんだけど… 「ねぇ、大丈夫?」

「これ、本当に美味しい。家では絶対に作れないプロの味。」と。
母も料理上手、でもこれは確かに別次元の味わいだったんですよね。

痛恨のメイン料理撮り忘れ。グルメレポート失格の夜

写真はデザートのバニラアイス… あれ?
何か足りないぞ… あ゛。

メインの千葉県産房総ポークの赤ワイン煮、撮り忘れているじゃないですか。
あんなに美味しいポークは初めて、日本酒の旨味も活かす繊細さ美味しさが光る逸品だったんですよ。

主役を撮り忘れるなんて、う〜ん、まさかのミス。
東薫 卯兵衛の酔いと、真鯛のポワレの感動を引きずっていたのが敗因…

この記事、グルメレポートとしては失格ですね。
でもそれだけ素晴らしい料理の数々だったということで、なにとぞご容赦ください。

ん? いや、待てよ。

このままで終わらせるわけにはいかない、かなと。
いずれもう一度、『オーベルジュ ド マノワール吉庭』に行かなくっちゃ。

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【おまけのワンポイント】
吉庭のもうひとつの主役は、敷地内に広がる約800坪もの広大な日本庭園です。
昭和初期の旧家の邸宅を改装した敷地には、手入れの行き届いた松や季節の木々、趣ある石灯籠が美しく配置されています。

店内すべての客席からこの庭園を一望できるよう設計されており、昼は四季折々の自然の彩り、夜は幻想的なライトアップが食事の時間を優雅に演出。
料理を箸で味わう「和と仏の融合」と同様に、純和風の庭園美とモダンフレンチが絶妙に調和しています。

食後には庭の小径をゆっくりと散策することもでき、佐原の静寂と心地よい夜風を肌で感じられるのも大きな魅力。
美味しい料理の余韻に浸りながら眺める夜の庭園は、まさに大人の隠れ家にふさわしい贅沢な空間なんですね。