モーションウィジット

2026年3月15日日曜日

【旅行】洗面器級の衝撃!『めんぼう山本』の「こはちそば」に父子で挑む。3人前の山を完食した勝利

【この記事のポイント】
・達磨寺への道すがら、救世主のごとき蕎麦屋『めんぼう山本』を発見。推しメニュー「名代こはちそば」を父子揃って注文し、3人前はあろうかという巨大な鉢に挑んだ先に見えた「完食」という名の勝利。


保渡田古墳群で1500年前の「ミニ水田」を眺め、皮肉にも最大級の空腹を抱えた我々。

次なる目的地、少林山達磨寺へと「ノート e-POWER」を走らせる道中、私の視線が冴えます。
普段なら見落としていたかもしれない看板を捕捉し、ロックオン。

純手打の誘惑:和装の人形と「こはち」の謎





見つけたのは、『めんぼう山本』というお店。
暖簾に刻まれた「純手打」「そば」といった文字が、空腹にダイレクトに刺さります。

入口には、和服を来たおかめ人形とふくろうが鎮座。
なんだかよくわからんですけど、今はそんなことを気にしている場合じゃない。



席につき、メニューを解析。

最も右上の特等席を占拠するのは「名代こはちそば・うどん 2,000円」。
地方の蕎麦屋の価格設定としてはかなり強気、添えられた写真は不鮮明でよくわからんぞ。

ここで息子が一言、「よし、こはちそばにしよう」。
同じものに注目しているとは、やっぱり我々は親子なんだなと。

二人とも「紅」なしの1,800円版を選択したんですけど、これが試練になるとは思いもせず…

巨大鉢の襲来:親子を襲う「物量」の暴力





オーダーから5分強。
運ばれてきたお盆を見て、おぉ何じゃこりゃ!と。

写真では伝わりにくいかもしれませんけど、蕎麦が盛られているのは洗面器を彷彿とさせる巨大な鉢。
普通サイズのお椀と比較していただければ、その異常なスケール感をお分かりいただけるでしょう。

「あ、そうかこれ、二人分ね」なんてホッとしたのもつかの間。
同じものがもう一つ息子の前に着弾したことで、音を立てて崩れ去りました。



サイドメニューも抜かりなし。
揚げたての鶏天、そして彩り豊かな山菜です。

いくら「兵糧攻め」に遭っていたとはいえ、この圧倒的なボリュームを胃袋に収めることができるんだろうか。

完食へのアルゴリズム:沈黙のズズッ





えぇい、迷っている暇はない。
満腹中枢が警報を鳴らし始める前に、一気に掻っ込むことにしましょう。

「よし、それでは頂こう」と、覚悟を決めて箸を動かし始めます。

まずは蕎麦を一口。
うん、手打ちならではの香りが立ち、濃いめのつゆがしっかりと絡む。

サクッと仕上がった鶏天の衣が、重厚な蕎麦の食感に心地よいアクセントを加えてくれますね。



そこからは、父子揃って無言の作業。

互いに視線も交わさず、ただひたすらに蕎麦をたぐり、口に運び、ズズッと啜る。
その一定のリズムで繰り返される単調な動作は、傍から見れば異様だったでしょうね。

喉越しを楽しみながらも、減らない麺の山に一瞬遠い目をする親子。
お互いに相手を助ける余裕もなく、ただ自分を信じて、ひたすら蕎麦を食う。

ようやく鉢の底が見え切ったとき、私たちは静かに箸を置きました。

蕎麦の分量、推定3人前。
空腹だったとはいえ、このボリュームを完食できたとは。

空っぽになった巨大な鉢を眺めながら、二人揃って深い充足感に浸りました。

極限の空腹を、極限のボリュームで塗りつぶしてくれた『めんぼう山本』に深く感謝。
ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
・群馬県は全国有数の小麦の産地ですけど、実は蕎麦の文化も非常に根強いそう。特にこの地域では、今回のようなボリューム満点の盛り付けが、もてなしの心として受け継がれているんだそうです。