モーションウィジット

2026年8月6日木曜日

【グルメ】土佐のカンパチとぬた!厚切り食感の快楽と自分の舌への疑惑

【この記事のポイント】
・須崎市からのふるさと納税返礼品、大ボリュームのカンパチ半身を贅沢に厚切りで楽しむ
・葉にんにくが香る「土佐のぬた」の酸味と、上品な脂が融合するコリコリ食感の快楽


高知県須崎市からのふるさと納税返礼品、今月はカンパチ。
先月食べた「土佐のぬた」もまだ余っているので、これはちょうどいいですね。

須崎市からの贈り物。大ボリュームのカンパチ厚切り

半身丸々、なのでボリュームも結構なもの。
特に背身は身が大きいので、これは息子が来た時に家族4人で食べることにしました。

少し厚めに、8mmほどにカットしても40枚ほどの刺身に。
一人10枚も食べられるって、なんとも贅沢なものですね。

「ぬた」のパンチと、醤油が引き出す白身の透明感

土佐のぬた登場。
翡翠色をしたぬたをたっぷりと絡めて、まずは一口。

口に運んだ瞬間、葉にんにくのシャープな香りと酢味噌のコクのある酸味がカンパチの身の締まった歯ごたえと見事に融合。
カンパチの上品な脂が、ぬたの酸味によってさらに爽やかに引き立ち、噛むほどに旨味が口いっぱいに広がります。

このコリコリとした歯切れの良さとぬたの強烈なパンチは、まさに高知でしか味わえない贅沢な一体感。
一方、シンプルに醤油をつけていただくと、今度は身本来のクリーンな甘みとコクがド直球で伝わってきます。

山葵をちょっと多めにのせれば、カンパチの上質な脂と醤油の塩味が調和して、すっきりとした上品な余韻。
ぬたの刺激と醤油の王道、この2つのルートを交互に行き来できるのは、自宅ならではの最高の味わいです。

いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。

釣り人直伝!魚体で見分けるブリとカンパチのポイント

ところで、ブリとカンパチって、見分けつきますでしょうか。
私は釣りをしていたので、魚体の見分け方を覚えています。

・体型と平たさ:カンパチはブリよりも体高が高く、全体的に左右に扁平(平べったい)で、体表の黄色い縦帯がより鮮明に目立つ。
・頭部の模様:カンパチの頭部には、漢字の「八」の字に見える黄色い斜めの帯模様が入っている(間八=カンパチの名前の由来)が、ブリにはない。
・目の位置:カンパチの目はブリに比べてやや下寄りにあり、顔つきが全体的にユーモラスな印象を与える。

ちなみに先月頂いた、ブリの切り身の写真を載せておきましょう。

身の透明度合いが違う、というのがおわかり頂けるかなと。
ブリの方が透き通っていないんですけど… でもよく似ていますねぇ。

写真の嘘と、騙されるかもしれない私の舌

土佐のぬたと合わせた写真、これはほとんど見分けがつかないじゃないですか。

いやいや、でも味は全く違いますよね。
ブリ
・しっとりしてとろける(冬の寒ブリは特に柔らかい)
・こってり濃厚
・脂の甘みがガツンと来て、独特の濃い旨味がある

カンパチ
・コリコリ・サクサク(身が締まっていて歯切れが良い)
・上品な甘み
・脂はあるのにしつこくなく、後味がとても爽やか

でも、「これはブリね」と言われてカンパチが出てきたら…
またその逆のすり替えに遭ったとしたら、果たしてすぐに見破れるだろうか。

そりゃ私にはわかる… はずだよなぁ。
多分… いやおそらく。




【おまけのワンポイント】
高知の郷土調味料「ぬた」に使われる「葉にんにく」は、にんにくの球根が肥大する前の若い葉のことで、ニラやネギに近い柔らかな食感と優しいにんにくの香りが特徴です。アリシンやビタミンCが豊富に含まれており、高知ではブリやカンパチなどの脂の乗った青魚の生臭さを消しつつ、胃腸の働きを活発にして美味しく食べるための、合理的かつスタミナ満点な食のインフラとして古くから親しまれているんですね。