・特大焼きそば完食後、午後の成田太鼓祭りへ!国際色豊かになった参道を歩き、和洋コラボの太鼓ステージに感動。最後は昔ながらのお店で、家族への気遣いを込めた定番土産を選ぶ。
昨日の記事でご紹介した『鈴木鉄板焼きそば』では、人生最初で最後であろう特大にチャレンジ。
満腹感と達成感に包まれながらお店を後にし、再び成田の街へ繰り出します。
時刻はまだお昼過ぎ。
成田太鼓祭りは、これからが街中でのステージ演奏の本番です。
国際色豊かに、進化する参道
新勝寺へと続く表参道に戻ってくると、午前中とは打って変わっての賑わい。
そしてふと感じたのは、「 なんだか以前に来た時よりも、お店の雰囲気が華やかになっているような…」ということでした。
これはおそらく、近年ますます増加している外国人観光客の影響が大きいんだろうなと。
成田といえば、日本の空の玄関口、成田国際空港のお膝元。
ちょっと気になって、後で成田空港を利用する外国人客数の推移を調べてみました。
- 2022年:約652万人
- 2023年:約1,789万人
- 2024年:約2,273万人
(※出典によって多少数値は異なるでしょうけど、大まかな傾向として)
なんと、コロナ禍の影響が色濃かった2022年と比べると、わずか2年で3.5倍にもなっている計算。
直近1年でも約1.3倍と、その増加ペースは驚異的です。
実際、参道を歩いていると、英語でビールの売り込みをする声が聞こえてきたり。
外国語の案内表示が増えていたりと、国際色が一層豊かになっているのを肌で感じます。
古くからの門前町の風情はそのままに、時代に合わせて進化している。
これもまた、成田の魅力の一つだなと。
街中に響く、熱き太鼓のリズム
さて、参道やその周辺には、祭りのために特設されたステージがいくつか設けられ、各チームの演奏が繰り広げられています。
私も足を止め、いくつかのステージを鑑賞することに。
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``こちらは「JAL上町ステージ」。
演奏しているのは「和太鼓 鼓一(こいち)」の皆さん。
若さあふれるエネルギッシュなパフォーマンスで、体全体を使って太鼓を打ち鳴らす姿は、見ているこちらも自然と体が動き出しそうになります。
躍動感あふれるステージに、観客からも大きな拍手。
続いてこちらは「ミートイン成田 花崎町ステージ」。
お、このチームは 午前中の「千願華太鼓」でも印象的だった、高知の「土佐和太鼓文化研究所「一響館」侍」の皆さん。
千願華太鼓では法螺貝で度肝を抜かれましたが、今度はなんとサックス。
さらに三味線も加わって、和太鼓との意外なコラボレーションを繰り広げています。
伝統的な和太鼓に、洋楽器や他の邦楽器を融合させる、非常にユニークで革新的なスタイル。
演奏時間は、1チームあたり30分前後でしょうか。
中にはかなり長い曲もあって、見ているだけでも腕が疲れてきそうなのに、終始笑顔で、力強く太鼓を叩き続ける姿には本当に感服。
土佐といえば、幕末維新期にも多くの志士を輩出した土地。
勝手なイメージかもしれませんが、困難に立ち向かう力強さ、新しいものを取り入れるバイタリティ、そんな土佐ならではの気質のようなものがこのチームの演奏からも感じられるような気がしました。
演奏が終わった後、鳴り止まない万雷の拍手。
会場全体が一体となった、素晴らしいステージでした。
お土産選び – 定番と、気遣いと
さて、太鼓の演奏も堪能し、そろそろお土産を選んで帰路につくことにしましょうか。
国際色豊かになった参道ですが、その分、食べ物屋さんやいわゆる「ザ・お土産物屋さん」的なお店も増えた印象です。
なので自宅用に何か良いものを…と思うと、意外と探すのが難しい。
ここは、昔の記憶を頼りに。確か、この辺りに美味しいピーナッツのお店があったはず… あった。
『ピーナツのきむらや』、10年前にもここでお土産を買った記憶が蘇ります。
よし、ピーナツ味噌は確保。
でも、これ一品だけだと、家の女性陣(妻と娘)は満足しないだろうなぁ…
加えて、少し前に妻が顎を怪我して硬いものを食べられない状況。
ここは何か柔らかいお菓子も買っていくのが処世術… いや、夫としての気遣いというものでしょう。
それならばと、JR成田駅の近くで見つけた『黒平まんじゅう本舗』へ。
こちらは初めて入るお店です。
今回購入したものの食レポについては、また次回の記事でじっくりご紹介します。
というわけで、無事にお土産も確保。
太鼓の音と活気に満ちた成田の街を後にしました。
【おまけのワンポイント】
・2024年の訪日客の国別人数をみると、韓国・中国・台湾といった近隣諸国がTop3であるものの、アメリカが4位にランクイン。オーストラリア(6位)、カナダ(7位)と環太平洋の英語圏も人数が伸びています。街でも英語で会話している外国人観光客が増えている実感と合ってますね。
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