・息子からのお裾分け、沖縄産スナックパイン。手でちぎって食べられ、なんと芯まで甘い驚きのフルーツです。その驚異的な甘さとジューシーさ、そしてユニークな食べ方の魅力を実食レポート。
とある日、一人暮らしをしている息子からの連絡。
「ふるさと納税でパイナップルが届いたんだけど、足が早い(※傷みやすい)みたいだから、明日届けに行くね。」と。
おぉ、パイナップルっておそらくスナックパインのことだろう。
そういえば、去年もお裾分けしてもらって、 あの時の甘くてジューシーな味わいが蘇ります。
あれは確か、夏真っ盛りの頃だったような…
過去のブログ記事を検索してみると… やはり8月頃のこと。
スナックパインの旬は一般的に4月中旬から8月頃まで、今年は少し早めに頼んだんだなと納得。
いずれにせよ、「無茶苦茶甘くて瑞々しかった」という記憶が鮮明なので、今回も期待大です。
手でちぎれる!? 不思議な「スナックパイン」とは
翌日、息子が持ってきてくれたのは、ずっしりと重みのあるパイナップル。
やはりスナックパイン、正式名称は「ボゴールパイン」。
原産地は台湾だそうで、日本では主に沖縄県で栽培。
特に石垣島産のものは糖度が高く、品質が良いことで知られているんだとか。
まさに南国の太陽をたっぷり浴びて育った、トロピカルフルーツの代表格。
このスナックパインの最大の特徴は、なんといってもその食べやすさ。
普通のパイナップルのように、ゴツゴツした皮を包丁で厚く剥く必要がないんです。
まず、お尻の部分(下部)をナイフでカットします。
あとは、表面の節(ふし)の部分を、まるでスナック菓子をつまむように手で一つ一つちぎっていくだけ。
面白いようにポロポロと取れて、簡単に果肉を食べられるようになります。
この食べ方だと、真ん中に芯の部分が残ります。
「芯は食べられないんでしょ?」と思うかもしれませんが、実はこのスナックパイン、芯の部分が一番甘くて美味しいと言われているもの。
なので絶対に捨ててはならず。
残った芯は包丁で食べやすい大きさにカットして、美味しく味わうものなんです。
実食! 驚きの甘さとジューシーさ
さて、手でちぎったスナックパインの節とカットした芯の部分、見た目も鮮やかな黄色で甘い香りが漂います。
よし、それでは頂きましょう。
まずは、手でちぎった節の部分をパクリ。
…おぉ 甘い!
そして、ものすごくジューシー!!
口に入れた瞬間、芳醇な南国の香りと共に、濃厚な甘みがジュワッと口いっぱいに広がります。
酸味はほとんど感じられず、ひたすらに甘い。
しつこい甘さではなく、後味は意外とスッキリ。
繊維質も柔らかく、サクサクとした小気味よい歯ごたえも楽しいです。
そして、期待の芯の部分はと。
これもまた格別の甘さ、 節の部分よりもさらに糖度が高こと間違いなし。
少しコリコリとした独特の食感があるものの、これもまた美味。
噛むほどに甘い果汁が溢れ出してきます。
家族3人だと、一気に食べきることはできず。
明日もこの甘さを体験できる幸せを感じつつ、一旦はご馳走さまでした。
おわりに:旬の味覚と、息子の優しさに感謝
手でちぎって手軽に食べられる楽しさと、驚くほどの甘さとジューシーさ。
スナックパインの魅力を再認識です。
まさに、初夏の訪れを感じさせてくれる、最高のフルーツ。
そして何より、こんなに美味しいものを「お裾分け」してくれる息子の優しさに感謝です。
【おまけのワンポイント】
・「ボゴール」という名前は、インドネシアのボゴール地方に由来するとも言われているとのこと。追熟はしないため、購入後は早めに食べるのがおすすめなんだそうです。
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