・大手町で貴重な鯨ランチ!『一乃谷』で、子供の頃の給食を思い出す「くじら竜田揚げ定食」を注文。カリッと香ばしく、マヨネーズで味が変わる発見、懐かしくて新しいその美味しさを1,000円で堪能。
とある出社日。
先日に引き続き、この日も会社の仲間と3人でランチへ繰り出すことに。
どこへ行こうか…と考えていた時、ふと「そういえば、Oさんは『くじらのお宿 一乃谷』、まだ行ったことなかったような」という話に。
よし、それなら今日のランチはここに決定。
このお店は会社のビルから歩いて5分ほどの場所、私自身は定期的にお世話になっているので過去のブログでも何度かご紹介しています。
(ブログ内検索してみると、直近の訪問は… 意外にも少しご無沙汰していました。)
都心では珍しい「くじら料理」を手頃な価格で楽しめる、貴重なお店なんですよね。
懐かしの味? くじら竜田揚げをチョイス
席に着いて、さて、メニューを眺めてと。
いつもなら好物の「くじらユッケ丼」に手が伸びてしまうところですけど… たまには違うものも試してみようかな。
よし、今日は「くじら竜田揚げ定食」。
くじらの竜田揚げ…といえば、思い出すのは子供の頃の給食ですね。
私が子供の頃は、まだ学校給食にくじら肉が登場していました。
牛肉や豚肉が高価で手に入りにくかった時代には、比較的安価で栄養価の高いくじら肉が貴重なたんぱく源。
商業捕鯨が盛んだった時代背景もあって、学校給食に広く採用されていたようです。
正直に言うと、当時の私はくじら肉があまり好きではなかったんです。
独特の風味、少し硬い食感が子供心に馴染めなかったのか、「やっぱりお肉は牛肉が一番!」なんて思っていました。
でも、不思議なもので、歳を重ねると味覚も変わるもの。
今となっては、牛肉よりもこういった少し珍しいお肉の方に魅力を感じたりするものです。
実食! 変わる風味、変わらぬ美味しさ
さて、運ばれてきた「くじら竜田揚げ定食」。
小鉢なども付いて、これで1,000円というのは大手町ランチとしては破格の安さ。
揚げたての竜田揚げが良い香り。
よし、 それでは頂きます。
まずは、竜田揚げをそのまま一口。
おぉ、これこれ。
衣はカリッと香ばしく揚がっていて、中のくじら肉は、噛むほどに独特の滋味深い旨味が滲み出てきます。
子供の頃に感じたような硬さや臭みはほとんどなく、しっかりとした肉質ながらも、パサつきはなし。
生姜や醤油で下味がつけられているからか、肉本来の風味と和風の味付けが見事に調和しています。
次に、添えられているマヨネーズを少し付けてと。
…ん?
不思議なことに、マヨネーズのコクと酸味が加わると、先ほどまで感じていたくじら独特の風味がすっと和らぐんです。
これは面白い発見、マイルドになってまた違った美味しさ。
衣の香ばしさ、肉の旨味、そしてマヨネーズのまろやかさが三位一体となって、非常にバランスの良い味わいに変化します。
いやぁ、久しぶりに食べたくじらの竜田揚げ、実に美味しかった。
子供の頃の記憶とは全く違う、大人の味覚で改めてその魅力を再発見できた気がします。
おわりに:都心で味わう貴重なくじら料理
このお店、ランチタイムには竜田揚げの他にも、刺身、ユッケ丼、ステーキなど様々なくじら料理の定食があるんです。
しかも1,000円というリーズナブルな価格で提供してくれていて、これは本当にありがたい。
今では高級食材、あるいは珍味となってしまったくじら肉、気軽にそして美味しく楽しめる場所があることに感謝。
これからも末永く、この貴重で美味しい定食を提供し続けてほしいものです。
大満足のランチ、ご馳走さまでした。
---
0 件のコメント:
コメントを投稿