・大手町『みとう庵』で同僚とランチ。「包丁切り」の謎を語りつつ、海鮮かき揚げ天せいろを注文。揚げたてサクサクの大きなかき揚げと端正な蕎麦に大満足。
とある出社日、この日のランチは会社の仲間たちと一緒に。
メンバーの一人が「今日は蕎麦の気分だなぁ」と言うので、それならばと『蕎匠 包丁切りそば みとう庵 大手町店』へ向かうことにしました。
このお店、ランチタイムを少し外した時間に一人でサッと蕎麦を啜りたい時などに、私もたまに利用するところなんです。
「包丁切り」の謎と、海鮮かき揚げの誘惑
お店に向かう道すがら、ふと長年の疑問を口にしてみました。
「このお店、看板の『包丁切り』っていうのが不思議なんですよね。蕎麦を切るのに、包丁以外の選択肢って、そもそもあるのかなと。」
同行していた仲間たちも「確かに!」「言われてみればそうだね」と口々に同意。
「注文を受けてから、茹でる直前に蕎麦を切っている」という正解には誰も思い至らず。
まぁそんな他愛ない会話も、同僚とのランチの楽しみの一つ。
さて、お店に到着してメニューを吟味。
一人が「海鮮かき揚げ天せいろ」(1,030円)を選ぶのを見て、私もつい「じゃあ、同じので。」と。
揚げたての天ぷらは、やはり魅力的ですね。
メニューには「天ぷらは少々お時間をいただきます」との断り書き、言葉通り注文してから提供までは15分ほど。
美味しいものを食べるためには、多少の待ち時間は仕方ない。
ボリュームあり! 海鮮かき揚げ天せいろ登場
待ちに待った「海鮮かき揚げ天せいろ」お、こりゃなかなのボリューム感。
このお店で天ぷらをいただくのは久しぶり、かき揚げはこんなに大きかったっけ。
せいろに盛られた蕎麦もなかなかのボリューム、これは嬉しいですね。
かき揚げをよく見ると、エビやイカに混じって、貝柱(小柱でしょうか?)がしっかりと入っているのが分かります。
さすが「海鮮」を名乗るだけのことはある。
期待を込めて、よし、それでは頂きます…
と、箸を取ろうとしたところで、あれ?
なんだ、お盆の向きが逆じゃないか。
奥にあるべき蕎麦猪口と薬味が手前に来てしまっています。
パッと見で気づかなかったとは、我ながら不覚…
気を取り直して、お盆の向きを正してと。
改めまして、頂きます。
蕎麦と、揚げたてかき揚げを堪能
まずは、蕎麦から。
蕎麦を手繰り、キリッと冷えた蕎麦つゆにさっと浸して、ズズッと一口。
うん、程よいコシとのど越しが良い。
私は蕎麦の味にそれほど強いこだわりがあるわけではないものの、この端正でつゆとのバランスが良い蕎麦は、素直に「美味しいな」と。
いわゆる「通」の方がどう評価するかは分かりませんが、私にとっては十分に満足できる幸せな味わい。
続いて、主役のかき揚げへ。
蕎麦猪口(そばちょこ)と比べると、その大きさはやはりアンバランスなほどデカい。
まずは、添えられた大根おろしに蕎麦つゆを少し垂らし、それをかき揚げに乗せて、ガブリと一口。
うんうん、サクッと 軽い。
さすが揚げたて、衣が見事にカラッと揚がっていて、食感が非常に心地よい。
油っぽさも感じず、これは時間がかかるだけのことはありますね。
そして、口の中に広がる魚介の旨味。
特に小柱の持つ独特の甘みと旨味、かき揚げ全体に高級感と深みを与えています。
ボリュームも満点だし、満足度は非常に高いですね。
蕎麦を啜り、かき揚げを頬張り、時々つゆを飲む。
このループがたまりませんね。
あっという間にせいろ一枚、そして大きなかき揚げもペロリと完食。
おわりに
普段はサッと済ませることが多い『みとう庵』。
今回は同僚とのおしゃべりを楽しみつつ、揚げたてのかき揚げと蕎麦をじっくりと味わうことができました。
期待以上の美味しさとボリュームに感謝。
ご馳走さまでした。
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