・道の駅いちかわで見つけた「Runa ボルシチ」ペーストで、東欧の味に挑戦。驚くほど簡単な調理で、野菜とスパイスの深みが凝縮された本格ボルシチが完成。その美味しさをレポートします。
とある日の夕食。
メインディッシュとして、先日『道の駅 いちかわ』に立ち寄った際に見つけた一品を使ってみることにしました。
時短の味方? ボルシチペーストの実力やいかに
「Runa ボルシチ」という瓶詰めの調味料ペースト。
ボルシチといえば、鮮やかな赤色が印象的な東欧の伝統的なスープ。ウクライナやロシアなどで広く親しまれていますね。
家庭で作るとなると、ビーツをはじめ、たくさんの野菜を煮込んだりと下準備がなかなか大変。
この「Runa ボルシチ」は、そんな手間を大幅にショートカットしてくれる優れものなんです。
瓶のラベルを見ると、原材料にはトマトペーストをベースに、ボルシチ作りに欠かせない野菜類、そして独自のミックススパイスがギュッと凝縮されています。
・ドライビーツ
・ドライパースニップ(白ニンジンですね)の根
・ドライディル(ハーブの一種)
(なんて偉そうに書いているものの、私が認識していた具材はビーツくらい、こんなにいろいろ入っていたことを始めて知りました)
これを茹でた具材の最後に加えるだけで、本格的なボルシチが完成というまさに「時短調味料」。
時間に追われる現代人にはピッタリじゃないでしょうか。(ストレートに言えば「手抜きにはピッタリ」)
しかも、この一瓶で、5〜6人前のボルシチが作れるとのこと。
これはコスパも悪くないですけど、果たしてそのお味はいかに。
調理は驚くほど簡単!
作り方は、パッケージの説明通りに進めればOK。
実にシンプルです。
1. まずはお好みの肉(今回は牛肉を使用)を適当な大きさに切り、柔らかくなるまで茹でて一旦取り出します。
2. 肉を茹でたスープ(アクは取り除く)に、人参やじゃがいもなど、火の通りにくい根菜類から加えて煮込みます。
3. 野菜がある程度柔らかくなったら、キャベツなど火の通りやすい野菜を加えます。
4. 最後に取り出しておいた牛肉を鍋に戻し、この「Runa ボルシチ」ペーストを瓶ごと全部投入。
5. 全体をよく混ぜ合わせ、味が馴染むように軽く煮込めば… あっという間に完成!
本当にこれだけで良いの?と拍子抜けするほど簡単。
ペーストを加えた瞬間、鍋の中が鮮やかなボルシチ色に染まり、独特の良い香りがキッチンに広がります。
実食! 深みのある本格的な味わい
さあ、出来立て熱々のボルシチを食卓へ。
本場のスタイルに倣って、仕上げにお好みでサワークリームを添えるのがおすすめです。
このサワークリームが、味にコクとまろやかさを加えてくれるんですよね。
少々お値段は張りますが、ボルシチを食べるならぜひ用意したいアイテム。
見た目も鮮やかで、食欲をそそりますね。
よし、それでは頂きましょう。
まずはスープを一口、うん。
トマトの爽やかな酸味と、じっくり煮込まれた野菜由来の優しい甘みが口の中に広がります。
そして、後から追いかけてくるのが、ビーツ特有の大地の香りというか、ほんのりとした土っぽさのある滋味深い風味。
そしてペーストに凝縮された香味野菜やディルなどのハーブ、そしてオリジナルのミックススパイスが効果的。
単なるトマトスープではない、複雑で奥行きのある味わいを生み出しています。
牛肉から出た旨味もスープに溶け込んでいて見事に調和しているなと。
手軽なペーストを使ったとは思えない、非常に本格的で深みのある味わい。
塩加減も絶妙、柔らかく煮込まれた野菜や牛肉との相性も抜群。
サワークリームを少し溶かしながらいただくと… これがまた最高。
酸味とが和らぎ、全体の味がぐっとまろやかに、そしてクリーミーに。
これは、パンに非常によく合うなと。
おわりに:食卓から願う平和
ボルシチといえば、やはりウクライナの代表的な料理の一つ。
現在も続く彼の地の状況を思うと、胸が痛みます。
食卓でこの美味しいボルシチを味わいながら、一日も早く平和な日々が訪れることを、心から願わずにはいられないですね。
便利な調味料のおかげで、遠い国の伝統料理を手軽に家庭で楽しめる。
そんな日常のありがたさも噛み締めつつ、美味しく頂くことができたのに感謝です。
美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・「Runa ボルシチ」はKALDIオンラインストアにもあったので、店頭にも並んでいるんじゃないかと思います。興味のある方はKALDIを覗いてみてください。
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