モーションウィジット

2025年5月28日水曜日

【散歩】富士塚信仰の松戸浅間神社を探訪!&まさかのバス誘惑に負けた!? 1万歩ウォーキングの顛末

【この記事のポイント】
・松戸散策の最後に、富士塚信仰が残る浅間神社へ。静かな境内で「体に優しい五合目」も発見!さて帰路はウォーキング…のはずが歩数計と相談し、結局バスと電車で楽々帰宅した顛末を綴ります。



昨日の記事でご紹介したタイ料理の美味しいランチも堪能、さて、そろそろ帰路につくとするか。

ここ松戸から自宅のある市川市まで、ウォーキングで帰る予定、
でもその前にと。
せっかくなので、戸定が丘歴史公園のすぐ近くにある、もう一つの観光スポット「浅間(せんげん)神社」にも立ち寄ってみることにしました。


富士塚信仰の面影 – 松戸浅間神社へ




こちらが松戸の浅間神社。

全国各地にある浅間神社は、富士山を神格化した浅間大神(あさまのおおかみ)、または木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を御祭神とする神社です。

江戸時代、富士山に直接登拝することが難しい庶民の間に広まった富士信仰。
身近な場所に「富士塚」を築き、そこへ登ることで同様のご利益が得られるとしていたんだとか。

この神社の創建は1647年とされており、この浅間神社もそうした富士塚信仰に基づいて祀られた神社の一つなんでしょう。


鳥居をくぐると、目の前に現れるのは、なかなか立派な石段。
この浅間神社は、標高約28メートルの小高い丘の上に鎮座しています。

平坦な道を歩いてきた後なので、この短いながらも急な階段はちょっとしたアクセント。
一歩一歩踏みしめて登るごとに、日常から少し離れた神聖な空間へと近づいていくような感覚になります。

木々に囲まれた参道はまるでミニチュアの登山道のよう、これはこれで楽しいものですね。


山頂(?)の風景と、静寂の空間




階段の途中には、「五合目」と刻まれた石塔。
なるほど、さすが浅間神社、ちゃんと富士登山を意識しているんですね。

標高28メートルの五合目ということは… 計算上、14メートル地点か。
なんとも身体に優しい「五合目」、これなら高所恐怖症の私でも安心して登れます。



そして、こちらが社殿。
決して大きな社ではないものの、周囲の緑と調和した落ち着いた佇まいです。

境内はきれいに掃き清められており、地元の方々によって大切に守られていることがうかがえます。


この日は他に参拝客の姿もなく、境内は静寂に包まれていました。

鳥のさえずりと、風が木々の葉を揺らす音に包まれて。
都会の喧騒を忘れさせてくれる貴重な時間、この静かな参道(階段)をゆっくりと下っていくのも、また心地よいものです。


ウォーキングの誘惑と、現実的な選択



さて、浅間神社を後にして、いよいよ市川までのウォーキング開始!
と、意気込んでスマートウォッチ(活動量計)で歩数を確認してみると…

なんと、今日の歩数はすでに8,000歩を超えているじゃないですか。
まてよ。

これなら無理に全行程を歩かなくても、市川駅までバスで行って、そこから少し歩くだけで…
いや、いっそのこと、市川駅から下総中山駅まで電車に乗ったとしても、今日のトータル歩数は十分に1万歩を超えそうだぞ。

そんな「現実的な計算」が頭をよぎってしまうと不思議なもの。
あれほど高まっていた「歩くぞ!」というモチベーションは、一気に萎んでしまうものなんですよね。

「うーん、今日はもう十分歩いたしな…」なんて、自分に都合の良い言い訳が次々と浮かんできて。
結局、当初の計画とは裏腹に、バスと電車を乗り継いでの帰路となりました。

自分でも「ちょっと楽をしすぎたかな」と。
温さ(ぬるさ)を感じないでもないものの、まぁ1日の目標歩数である1万歩はしっかり達成できたわけですし、よしとしましょう。


おわりに



というわけで、松戸神社、戸定歴史公園、そしてタイ料理と浅間神社を巡ってと。
松戸の歴史と文化に触れることができた、充実の街歩きとなりました。

予期せぬ発見や、ちょっとした心の葛藤も。
これもまたウォーキングの楽しさの一つ。

楽しかった松戸の街、また機会を見つけて訪れたいと思います。
このシリーズ、最後までお読みいただき、ありがとうございました。




浅間神社
千葉県松戸市小山664
047-360-2261
出入り自由

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