・電車の時間とバスの時間、二つの壁に挑む!氷柱と温泉を目指して、分刻みのスケジュールで駆け抜けるスリリングな体験。
やばい、時間がない。
そう気づいたのは、昨日書いた『粉もん屋 らくぞう』にいる時。
秩父温泉で温まってから「あしがくぼの氷柱」を観に行くか。
寒いだろうから、あるいは氷柱を観てから温泉に入るか、なんていう相談をしていた時でした。
西武秩父駅に向かっての超速歩き
「あ、そういえば氷柱から武甲温泉行きのバスも出ていましたね。」と師匠。パンフレットを見ていた私、「14:25があって、次は16:25だね。」
「ってことは、13:24のラビューに乗れれば、氷柱観ても14:25のバスにも間に合います」。
ん? 時計を見ると13:10。
会計をして、西武秩父まで行ってラビューのチケットを購入してというのに14分ではまず無理でしょう。
「頑張ってみません?」「え、マジ?」
こういうギリの挑戦が決して嫌いではない私、ここからの行動は超素早かった。
会計は師匠に任せて店を出て、西武秩父までは高速歩き。
13:20には駅に到着、自動販売機でラビューのチケットを購入しようとしたところで…
あれ、行き先表示に芦ヶ久保が出てこないぞ…
師匠が駅員さんに「次のラビューって、芦ヶ久保には行かないんですか?」と質問すると…
「はい、停車しないです。」との回答。
師匠はまだ諦めておらず、「13:39に西武秩父発の鈍行があって、10分くらいで芦ヶ久保に着きます。14:25まで30分あるので、この間に氷柱を観れるんじゃないかと思います。」と。
よし、その作戦に挑んでみるか。
芦ヶ久保駅でも再び速歩き
芦ヶ久保駅に到着して、氷柱会場に向かって歩き始めたのは13:51。会場まで12分というから、少し速歩きすれば14:00には到着できるか。
幸いなことに観光客が少ないので、入場料の支払いもあっという間。
今日は寒すぎるせいで、皆さん外出に躊躇しているんでしょう。
道を塞ぐように歩いている方には、「すみません、急いでいるので横を失礼しますね。」と声をかけて追い抜いてと。
氷柱会場も高速で歩き抜け
会場に到着したのは予想通り14:00。おぉ、氷柱ってこんな感じなのか。
ナマで観ると迫力あるんですけど、写真で表現するのは難しい素材だよな。
武甲温泉行きのバスの停留所の場所を係員さんに確認したところ、芦ヶ久保駅近くとのこと。
ってことはまた10分弱歩くことになるんだよな… よし。
入口近くで引き返すのが無難… え?!
一方通行で引き返すことはできず、全コースを巡らなければいけないのか…
ここで2段階めのスイッチオン。
時刻は14:03、駅に戻るのに10分歩くとすると、会場内にいることができるのは10分だな。
私はスタスタと歩いて時間のないことを体現、でも師匠はゆっくりと写真を撮ったりしている。
「ここで甘酒を飲めるんですけど、寄っていきません?」という師匠のお誘いもピシャっと断ってと。
「時間がない。とにかく歩こう。」
武甲温泉へのバスに間に合った!
バス停は想像よりも近く、余裕をもって到着することができました。最後の難関はバスに乗れる人数、Max9人とのことなんですけど…
おぉ、先客は2名のみ、これならば大丈夫ですね。
仕事並みに頭脳と身体を使ったオペレーションを見事に完遂、無事武甲温泉に向かうというところで、続きはまた明日。
【おまけのワンポイント】
・あしがくぼ氷柱の開催時間は1月9日(木)~3月2日(日)。夜はライトアップもあったりと、人気のイベントなんですよね。
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