・週末、家族で吉野家テイクアウト専門店へ。割引券を利用したが、セルフレジでの思わぬ展開に。変わらぬ味の牛丼を味わいつつ、価格変動に時代の流れを感じた体験談。
週末のランチは妻と娘と私の3人分、原木中山駅に昨年オープンした吉野家テイクアウト専門店で調達することに。
決め手は、ポストに投函されていた割引券付きのチラシでした。
セルフレジと割引券のハイブリッド
ここ最近、店舗数を急速に伸ばしている吉野家テイクアウト専門店。
オーダー端末での注文というシステム、ITに全く抵抗のない私ですけど、行列ができていると後の人に迷惑をかけないようにとプレッシャーがかかるもの。
端末は3台あり、幸いなことに誰もおらずという状況。
ゆっくり操作する余裕があるなと思いつつも… ん?
「牛丼並盛3個で1,180円」割引券の裏面にはバーコードが印刷されており、セルフレジで読み込ませるのだろうと予想していたんですけど…
端末には、バーコードリーダーが見当たらない。
タブレット画面を隈なく探しても、3個セットの注文方法がわからないなと。
正解は、「割引券を店員さんに渡す」
お店が空いていることもあったので、店員さんに尋ねてみると…
「あ、セルフレジでは普通に牛丼並盛を3個購入して、レジでの精算時に割引します」とのこと。
デジタル化が叫ばれる現代において、店員さんに聞かなければわからないという何ともアナログなシステム。
そもそもチラシの端を千切った割引券を持参というのも、完全にアナログなスタイルだなと。
デジタルネイティブではない半アナログ世代の私、こういった方がむしろ心地よいのかもしれません。
娘の「唐揚げ欲」にも応えてあげよう
牛丼がお得になった分、唐揚げも追加購入することに。
唐揚げは家の娘の大好物、今日も「唐揚げ弁当はダメなの?」と聞く娘に、「牛丼3個のセット割引なんだ」と。
「昨日も唐揚げ食べてたでしょ」と妻にも諭されてました。
牛丼並盛でもカロリーは十分高いけど、唐揚げもまぁ、一つくらいなら追加してもいいですかね。
家に戻ってきて、さて、ランチを頂きましょう。
吉牛の変わらぬ味と変わる価格
久しぶりに口にする吉牛、若い頃から慣れ親しんだ安定の味。
美味しいものが溢れる現代の日本、客観的にみればさほどに美味いものではないんでしょう。
とはいえ、昔から変わらないこの味は一種のソウルフードともいえるもの、いつまでも変わらないでほしい。
改めてレシートをると、並盛の価格は489円。
いつの間にこんなに高くなったのか、時代の流れを感じますね。
吉牛の価格推移って、どうなっているんだろうと、Geminiに調べてもらいました。
- 2004年:280円 (BSE問題の影響で一時販売休止)
- 2014年:300円
- 2015年:380円
- 2019年:387円(軽減税率8%適用時)
- 2023年:460円
- 2024年7月:489円(本日時点)
20年前と比較すると、なんと1.75倍に高騰。
昨今の原材料費の高騰、人件費の上昇など、様々な要因が影響しているのでしょう。
私の頭の中には「300円台後半」と刷り込まれているんですけど、アップデートしておかないとです。
今回の吉野家テイクアウトでは、デジタルとアナログ、変わらぬ味と変わっていく価格と様々な要素が入り混じった体験ができたなと。
時代の流れへの追随を怠らず、吉野家にはいつまでも今日の味を提供してもらいたい。
そんな期待を込めての完食、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・吉野家は世界10カ国に進出、店舗数は1,000もあるんだそう。日本の大衆向けの看板企業として頑張ってほしいですね。
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