・セブンイレブンの「刀削麺風 汁なし麻婆麺」は、ネーミングに惹かれた一品。刀削麺「風」という表現、汁なし、麻婆といったキーワードが響いたので購入、実食レビューを通してその美味しさをお伝えします。
午前は会社、午後から在宅勤務という日。
3週間ほど前に食べた竹岡式ラーメンが美味しかったので、今日のランチはセブンイレブンで購入しようと。
外食だと平気で1,000円を超えるこのご時世、セブンの中食は値段も魅力的ですね。
展示棚を眺めていると、ん?奥まってパッケージが見えない商品があるな。
取り出してみると、えっ、「刀削麺風 汁なし麻婆麺」!
これは刺さるネーミング、買わないわけにはいかない。
値段は591円とお手頃
税込591円という設定、これは中食にはちょうどいい価格。「辛味による刺激が大変強いので、十分にご注意ください」という注意書き、否が応でも期待感が高まりますね。
ネーミングよし、組み合わせもよし
そして上にも書いたネーミング、3方向からの矢のように私に刺さりました。1. 刀削麺「風」って?
なぜストレートに「刀削麺」ではなく、「風」なのか?
おそらく製法上の制約で、刀削麺特有のリズミカルな削り出しを再現するのは難しいんでしょう。
そこで敢えて「風」とすることで、消費者の想像力を掻き立てる、期待値をコントロールする巧妙な戦略、なのかな。
2. 汁なしは必然の選択
汁あり、汁なしどちらも嗜む私ですが、刀削麺と麻婆豆腐の組み合わせにおいては、「汁なし」こそが最適解ではないかと。
刀削麺のコシ、そして麻婆豆腐の濃厚な旨味をダイレクトに味わうためには余計な水分は不要、そんなメッセージを感じます。
3. 麻婆は普遍的な魅力
和食・洋食・中華、エスニックと、ジャンルを問わず外食を楽しむ私。
これまで最も多く注文してきた料理は、おそらく麻婆豆腐でしょう。
麻婆豆腐は、辛味・旨味、そして香りが絶妙にバランスをとっており、複雑で奥深い味わい。
お店によって特徴があり、味も全く違うというのが面白いんです。
おっと、すっかり前置きが長くなってしまいましたね。
よしよし、それでは頂きましょう。
辛さはほどほど
まずは麻婆豆腐を一口。ピリッとした辛さと、奥深い味が口の中に広がります。
確かに辛味はあるものの、私のような辛党にとっては全く問題なし。
口に含むほどに別の刺激を感じる、そんな美味しさがある麻婆豆腐です。
麺の食感はよく満腹感もあり
箸で麺を持ち上げようとした瞬間、おっと。刀削麺「風」とはいえ、その太さと重量は侮れず、危うく白い服を汚してしまうところでした。
口に運ぶと、コシのある麺に麻婆豆腐がしっかりと絡み、濃厚な味わいが楽しめます。
思わず箸が止まらなくなって食べ続け、太い麺は食べ応えもあって満足感が高いんです。
これ、いいじゃじゃないか。
振り返ってみると、刀削麺も麻婆豆腐もあるお店でも、汁なしで提供しているところがあった記憶はなく、当然ながら食べたこともないんですよね。
想像を超える美味しさ、これを選んだのは正解。
新しい味に感謝しつつ、美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・ネットで確認してみると、竹岡式ラーメン同様、こちらの商品も全国展開されているんじゃないようです。もしお店で見かけたら、迷わずゲットするべきじゃないかなと。
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