・えっ、金麦がサワーコーナーに!? スーパーで見つけた新発売『金麦〈晩酌サワー〉』の正体を調査!実際に飲んでみると、見た目はビールなのに味は爽快な新感覚!食事に合うその魅力をレビュー。
とある日の夕食の買い出しでスーパーへ。
「さて、今日はどのチューハイにしようかな?」なんて、サワー類のコーナーを物色していた時のことです。
ん? なんだか見慣れたパッケージが視界の端に…
ビールコーナーはあっちのはずなのに、なぜか『金麦』がここに鎮座しているではありませんか。
尿酸値が高めな私、ビールはなるべく控えているんですが、本当は大好きなんです。
「ふふん、これはサワーを選びに来た客の心を揺さぶる、サントリーの巧妙な罠だな?」
周囲に他のビールがなければ比較対象もなく、つい手に取ってしまう。
なるほど、なかなか考えたな… あれ?
いや、待てよ。缶をよく見てみると… 『金麦』のロゴの横に「晩酌サワー」って書いてあるぞ。
金麦… なのにサワー?これは一体何者なんだ!?
正体を確かめずにはいられない。
ということで、買い物かごへ投入決定。
謎の正体を探る!「金麦〈晩酌サワー〉」とは?
家に帰って、さっそくこの謎めいた缶についてネットで情報収集。
調べてみると、この『金麦〈晩酌サワー〉』は、2024年4月8日に新発売されたばかりの商品。
なるほど、だから見慣れなかったのか。
もともとは2024年4月に北海道限定で発売され、その後10月には数量限定で全国発売。
それが好評だったようで、今回ついに全国で通年発売されることになったんだとか。
サントリーのニュースリリースには、開発の背景やこだわりが詳しく書かれていました。
要約すると…
- 開発背景: 家飲みのお酒が多様化する中で、『金麦』ブランドとして新しい価値を提供したい。
- 味わいのコンセプト: ビール類が持つ麦由来の旨みと、RTD(※)のようなスッキリした飲みやすさの両立を目指した、まったく新しい味わい。
- 技術と素材: 香料・甘味料を使わず、ビールの醸造技術を活用。『金麦』こだわりの「贅沢麦芽」に加え、希少な「レモンドロップホップ」と「シトラホップ」を一部使用し、麦の旨みと柑橘系の香りが調和した、爽やかな後味を実現。
(※) RTD:Ready To Drinkの略。缶チューハイや缶カクテルなど、買ってすぐに飲めるアルコール飲料のこと。
なるほど… ビールとサワーの「いいとこ取り」を狙った、新ジャンルのお酒、ということか。
ちなみに、気になるプリン体は100mlあたり2.9mg。
350ml缶に換算すると約10.15mg。一般的なビール(350ml缶で15mg〜25mgくらい)と比べると控えめな数値でした。
いざ実飲! 見た目と味わいは?
さあ、いよいよ実飲タイムです。
グラスに注いでみると…
おぉ、見た目は完全にビール。
ちゃんと泡も立つし、色合いもきれいな黄金色、これは美味しそうだ。
よし、それでは一人乾杯! でグビッと一口。
ん! おぉ、これは軽い!
第一印象は、非常にスッキリとしたキレの良さ。
ほんのりと優しい甘みを感じます。
ビールらしい麦の風味も確かに感じるけれど、あの独特の苦味はかなり控えめ。
うーん、これはビールとサワー、どっち寄りかと聞かれたら…
個人的には「サワー寄り」かなと。
ビールの満足感というよりは、レモンサワーのような爽快感に近いかもしれません。
でもただのサワーとは違い、麦由来の旨みが後味にふんわりと残る感じ。
これは、食事と一緒に楽しむのにピッタリ。
揚げ物とか、ちょっと濃いめの味付けの料理にもよく合いそうです。
なるほど、サントリーはなかなか面白いところに目を付けたな。
おわりに:晩酌の新たな選択肢?
サワーコーナーで偶然出会った『金麦〈晩酌サワー〉』。
最初は「?」でしたが、飲んでみると、ビールでもない、サワーでもない、確かに「新しい味わい」でした。
ビール好きだけどプリン体が気になる方や、いつものサワーにちょっと変化を求めている方には、面白い選択肢になるかもしれません。
サントリーの挑戦的な商品開発力、さすがです。
気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
【おまけのワンポイント】
・金麦晩酌サワーのアルコール度数は6%。1本呑んでもほろ酔い気分になるかどうかという軽さも人気の源なんでしょうね。
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