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2025年4月15日火曜日

【ウォーキング】平将門伝説を追って市川市大町へ!知られざる神社と歴史ミステリー発見の小トリップ

【この記事のポイント】
・平将門伝説が残る市川市大町へウォーキング!天満天神宮の歴史ミステリーに触れ、さらに緑深い駒形大神社を発見。知られざる地域の歴史と出会う充実の散策に。



とある休日、ウォーキングの目的地は、緑豊かな大町公園自然観察園。
自宅から往路は8kmちょっと、帰りは最寄りの市川大野駅から電車に乗ることにしました。

せっかく歩くなら、途中の歴史スポットにも立ち寄ってみようか。ただ歩くでもいいものの、歴史への好奇心を満たすウォーキングも悪くない。


【最初の目的地】 天満天神宮 - 平将門伝説が残る神社



まず最初に訪れたのは、市川大野にある天満天神宮。

住宅街の中にひっそりと佇む小さな神社ですけど、ここには平将門伝説があるとのこと。
939年に京都の北野天満宮をこの地に勧請したのは、平将門と言われているらしい。

この地に菅原道真公の像を描いた掛軸があり、その由来が記されているんだとか。
「抑天満宮者 人王六十一代 朱雀天皇御宇 天慶元年 平親王将門公 皇都天満宮 下総大野ニ移ス」

なんだかよくわからないので、Geminiに現代語訳してもらいました。

「(大意)そもそもこの天満宮は、第61代朱雀天皇の御代、天慶元年に平将門公が京都の天満宮を下総国大野の地に移したものである。」
なるほど、確かにそう書いてありますね。

更には、この神社の向かいにある第五中学校がある台地は城山と言われており、将門の出城があったとされているんだそうです。

ただ、市川市のウェブサイトには以下の記載も。
「現在の遺構からは将門の時代と結び付けることはむずかしく、戦国時代に属するものと考えられています。果たして誰が構築した城郭であったかは現在のところ不明です。」

う〜ん、真実は歴史の闇の中…か。


【通りすがり】 アトリエ&カフェ赤毛のアン - 乙女心をくすぐるカフェ



天満天神宮の近くには、赤毛のアンの世界観をイメージした「アトリエ&カフェ赤毛のアン」があります。
以前、私も訪れたことがありますので、リンクしておきます。


【今回のハイライト】 駒形大神社 - 知られざるパワースポット



天満天神宮から徒歩10分ほど。
田舎道の脇にある鳥居にしては、妙に立派な駒形大神社に到着。

鳥居をくぐると、そこには緑豊かな参道が広がっていました。
立派な階段まであるのに少々驚き。
こんな場所に、こんなに神秘的な空間があるとは…

駒形大神社の創建年は不明。
主祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)ですけど、平将門も合祀されています。

経津主神は武の神様。
一時的とはいえ関東を統治した平将門、武に長けているという共通性があります。

駒形大神社の境内社の御霊神社。
御祭神は鎌倉(平)景政で、この人物もやはり武で名の通っている人物です。

- 十六歳にして源義家公に従い、後三年の役に出陣。
- 戦闘中、右目に矢を射こまれ、その矢を抜かずして、射て来た敵将を『答の矢』(敵に射返す矢)で倒したという豪傑。
- この矢を抜こうとした三浦為次が靴を履いたまま顔を踏みつけたので、「弓矢に当って死するは武士の本望、なのに土足をもって面部を踏むとはなにごと」と叱咤。
- 三浦爲次は無礼をわびて、膝で押さえ抜いたと言う。

なるほど、武勇伝のオンパレードですね。

ほぼ地元と言えるこの地で、平将門伝説があるのも知らなかったし、こんな立派な神社があるのも知りませんでした。
今回のウォーキング、新たな発見ができたのは収穫。


【まとめ】 ウォーキングは、心と体を豊かにする!



今回のウォーキングでは、平将門ゆかりの神社や、知られざるパワースポット「駒形大神社」を発見することができました。

ウォーキングは、体を動かすだけでなく、地域の歴史や文化に触れることができる、素晴らしいアクティビティだと改めて実感。
これからも、色々な場所を歩いて、新たな発見をしていきたいなと。




【おまけのワンポイント】
・平将門が下総国国府に王城を建てることを画策しており、攻略の際に大野に城を築いたと言われているんだそうです。

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