・しゃぶしゃぶ(前編)の雪辱を期し、残りの鹿児島黒豚を中華アレンジで。バラ肉は家族絶賛の回鍋肉に、ロース肉はホタテと豪華八宝菜で、黒豚本来の旨味と魅力を堪能。
昨日書いたの黒豚しゃぶしゃぶに続き、今回は残りの部位を絶品中華アレンジで。
旨味爆発! バラ肉で作る絶品・黒豚回鍋肉
しゃぶしゃぶから二日後、今度はバラ肉の出番。
バラ肉といえばやはり脂の旨味。
しゃぶしゃぶも良いけれど、ここは炒め物でそのポテンシャルを最大限に引き出したい。
ということで、定番の回鍋肉にすることにしました。
しゃぶしゃぶ用の薄切り肉、炒めると硬くなるかなと思いきや、全くそんなことはなし。
むしろ火が通りやすく、それでいてしっかりとした存在感があるのは、さすが黒豚といったところでしょう。
甜麺醤(てんめんじゃん)と豆板醤(とうばんじゃん)が織りなす、甘辛くもコク深い味噌ダレ。
黒豚バラ肉の上質な脂と見事に融合して、炒めたキャベツの甘みやピーマンのほろ苦さも加わります。
複雑ながらも一体感のある味わい、薄切りながら存在感のある豚肉の旨味がシャキシャキとした野菜の食感と共に口の中で弾ける。
これはもう白飯がいくらあっても足りないな。
家族一同、「美味い。」「これ、最高!」と連発しながら、あっという間に完食でした。
豪華フィナーレ! ロース肉とホタテの贅沢八宝菜
さて、最後に残ったのはロース肉。
これもしゃぶしゃぶとは違う食べ方で楽しみたい、そう思っていたんですよね。
そんな時に別のふるさと納税(宮崎県都農町)から、合計4.2kgもの豚肉「宮崎県産豚 てげスゲーセット」が届くというお知らせメール。
これはヤバい、 冷凍庫のスペースを確保せねば。
ということで、残りの黒豚ロース300gは一気に使ってしまうことに決定。
メニューは野菜もたっぷり摂れる八宝菜です。
さらに冷凍庫整理を兼ねて、以前に北海道紋別市から届いたホタテも全部投入しました。
結果的に豚ロースもホタテもたっぷり、なんとも贅沢な八宝菜が完成。
こんな豪華な一皿が日常の食卓に並ぶなんて、本当に幸せなことですね。
よし、それでは頂きます。
しゃぶしゃぶ用の薄切り豚ロースは、とても柔らかく仕上がっています。
そしてホタテのプリッとした弾力、 これは火を通したからこその食感。
ホタテの旨味たっぷり、そして野菜ときのこといった食材から染み出た旨味。
とろみのついた優しい塩味ベースの餡(あん)に見事に溶け込んでいるなと。
オイスターソースが隠し味なのか滋味深く、それでいて後味はすっきり。
それぞれの素材の持ち味が活かされつつ、全体として調和のとれた美味しさは、熱々をご飯にとあわせると至福の味わい。
メインのおかずとして、大満足の一皿でした。
おわりに:黒豚のポテンシャルを味わい尽くす
というわけで、鹿児島県産アベル牧場の黒豚しゃぶしゃぶセット、しゃぶしゃぶ、回鍋肉、八宝菜と、3種類の料理で余すところなく堪能しました。
部位ごとに調理法を変えることで、それぞれの持つ旨味や食感の違いをしっかり楽しむことができたなと。
特にバラ肉の回鍋肉、それからロース肉を使った八宝菜は絶品。
美味しい黒豚の頂き物に心から感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・「鹿児島県産黒豚」と名乗るには厳しい基準があるそうで、品種はバークシャー種に限定、さらに肥育後期にはサツマイモを含む飼料を60日以上与える、といった条件が定められているんだとか。
こうして育てられた黒豚は肉質がきめ細かく、独特の甘みと風味、そして歯切れの良い食感が特徴なんだそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿