・都心ランチは1000円超え、弁当も値上げ…。そんな中、地元スーパーでは衝撃の399円弁当!なぜこんなに安い? 賃料や原価率から価格差の秘密を探りつつ、ランチ代高騰時代の賢い選択肢を考えてみた。
最近、つくづく思うのは、「ランチ、やたらと高くなってない?」ということ。
皆さんも感じていませんか?
大手町ランチ、1,000円超えは当たり前…
私の会社があるのは大手町。
もともとランチの値段が高いエリアなので、少しでも安くて庶民的な味をと神田方面に行くのが基本でした。
その神田界隈、かつては800円くらいで美味しい定食が食べられたのに、今では1,000円を超えるお店も珍しくなくなってきたなと。
特にお金に困っているというわけではないものの、やっぱりランチに1,000円オーバーって、なんとなく抵抗があるんですよね。
そんな背景もあって、最近は会社のビルの地下でお弁当を買って食べる機会が増加。
お弁当なら800円くらいで済むし、まあこれでいいか、と思っていたんですけど…
なんと、よく利用していたお弁当屋さんがついに800円から900円に値上げ。
100円の違いとはいっても値上げ率は12.5%、コロナ前は600円だったので、1.5倍にもなっているんです。
うーん、さすがに1.5倍は、そしてお弁当に900円はちょっと…
ということで、別のお店で「800円まで」と決めてお弁当を選ぶ日々を送っています。
スーパーのお弁当という選択肢
そんなランチ事情のなか、在宅勤務の日に頼りになるのが近所のスーパーのお弁当。
この日は「チキンカツ弁当」を選んでみました。
お値段はなんと399円ですよ。
消費税を入れても430円、大手町界隈の半額です。
しかもこのスーパー、お弁当の種類が豊富で、いつも15〜20種類くらい、会社地下のお店数軒分に匹敵。
そしてこのボリューム。
ご飯はしっかり大盛りだし、チキンカツもペラペラじゃなくてそこそこの厚みがあります。
チキン自体も柔らかくて、普通に美味しい。
もちろん、「唸るほど絶品!」というわけではないけれど、この値段を考えたら文句なし、十分すぎるクオリティです。
なぜこんなに違う? 価格差のナゾを素人なりに考えてみた
それにしても、なぜ会社近くのお弁当とスーパーのお弁当で、ここまで価格に差が出るんでしょう?
専門家じゃないのであくまで素人考えですが、ちょっと理由を推測してみました。
1. 圧倒的な賃料の違い
これはもう、比べるまでもないですよね。東京のど真ん中、大手町や神田のテナント料と、私が住む千葉県市川市のスーパーとでは坪単価の家賃は桁違い。この差が価格に反映されるのは当然です。
2. 原価率と人件費効率
飲食店の原価率は30%くらい、なんて言われますよね。一方、スーパー全体の原価率はもっと高くて65〜70%くらいだとか。
もちろん、スーパーのお弁当(惣菜部門)がそのままこの原価率ではないでしょうけど、食材を大量に仕入れて加工・販売するスーパーは、一から調理してお客さんを待つスタイルの飲食店より人件費の効率が良いのは間違いなし。ビジネス的に言えば、スケールメリットとプロセスの最適化が進んでいる、ということでしょうか。
3. 仕入れコストと食材の活用
スーパーには、そもそも「売るほど」食材があります。もっと言えば、残念ながら「捨てるほど」出てしまう食材もある(食品ロス率は5〜10%とも言われます)。
大量に仕入れるから単価を抑えられるし、食材の情報も充実、その時に安いものを仕入れることもできるんじゃないかなと。
一瞬、「もしかして、廃棄直前の食材を使ってるから安いんじゃ…?」なんて考えも頭をよぎったんですけどね。
万が一食中毒でも起きたら、お店の信用は一瞬で地に落ちる。
そんなリスクを冒すとは考えにくいので、これはさすがに無いでしょう。
以上はあくまで素人の私見、間違っていてもご容赦ください。
おわりに
理由はどうあれ、私たち消費者にとって「安くて美味しいものが食べられる」というのは、本当にありがたいこと。ランチ代高騰の波はしばらく続きそうですが、スーパーのお弁当も賢く活用しながら、日々のランチを乗り切っていこうと思います。
皆さんのランチ事情は、いかがですか?
【おまけのワンポイント】
・改めてスーパーのお弁当の原価率をネットで検索してみたところ、35〜45%程度とのこと。やはり飲食店よりも少し高めなので、その分値段を抑えられることは間違いないようです。
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