・サザエは壺焼きだけじゃなくシンプルに茹でるだけでも美味、身が固くなりにくく肝にもしっかり火が通る
同じマンションに住んでいて子供同士が同級生のご家庭、お互いに送られてきた食材のお裾分けをしたりしますよね。
そんなご家庭から頂いたのはサザエ、佐渡から送られてきたものなんだとか。
妻が不在で娘が受け取ったんですけど、帰宅した妻に聞くとご夫婦とも佐渡のご出身ではなかったような、とのこと。
何か別の伝手なのか、ふるさと納税返礼品なのか、まぁそれはいいとして、新鮮なサザエをどうやって食べようか。
サザエといえば壺焼きですけど、今回は茹でることにしました。
壺焼きは焼き過ぎると固くなるし、かといって焼きが足りないと肝を食べることができず。
茹でればそんな心配は無用かなと。
サザエの開口部を上に向けて、お湯の量を少なめにして貝の中の旨味が湯に逃げてしまわないように。
蓋をしてグツグツやるので、蒸し茹でみたいな感じですかね。
5分経過後に貝の中に湯を軽く注いで、弱火で追い茹をして完成。
貝の中からは茶色い液体、こんな色のものを飲んでも大丈夫なんだろうか。
多少不安ながらも一口… お、塩っぱい、ってことはこれは海水。
サザエの旨味が加わった出汁、醤油なんか加えずそのまま飲むのが旨い。
この出汁がタイトルにある「3つめ」の答えです。
続いて本体をクルクルっと取り出して… お、ヤバい、肝がぶっ千切れそうに…
おぉ、ギリギリセーフ。
よし、それじゃ早速、まずは危なかった肝から。
ん、う〜ん、苦い、苦いけど… 奥から旨味が出てくる。
これぞサザエならではの醍醐味、日本酒をクイッといきたいところだけど…
コロナ後遺症が完全に治るまではと、アルコールは控えているのが残念です。
とはいえ、酒はなくともサザエは美味しく、身と貝柱のコリッとした食感も最高。
娘がサザエを食べないので私が2つ、更には妻が食べられないからと肝をくれて、贅沢な夕食のオカズに。
いやぁ、美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・サザエは英語ではturban shellというんだそう。turbanというのは、中近東の冠り物のターバン、言いえて妙、ですね。
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