・下山後の疲労困憊のなか、『番屋茶屋』名物の細麺ほうとうとビールでお腹を満たして、大菩薩の湯で疲れを癒やして
いや〜、下山道は無茶苦茶キツかった。
充実感よりも疲労感、舗装路を歩くのも楽ではないなというところで…
お、『番屋茶屋』がまだ開いている… あぁ!当に目の前で暖簾を片付けてしまっているぞ。
ここで師匠がひとっ走り、「すみません! お店に入れて頂けませんでしょうか?」的なお願いをお店の方に。
え、おぉ、OK。
やった!これで少しエネルギー補給できるぞ。
『番屋茶屋』にはほうとうがあって名物とのこと、よし、今日の晩ごはんはこれだな。
アルコールをほとんど飲まない師匠、今日はさすがに疲れたようで私と同じく一番搾り。
いや〜、お疲れ様でした、無事下山できてよかったということで乾杯!
グビッと飲み干す一口目、これは堪らなく美味い!
ほうとう、来ましたねぇ。
ん?麺が随分と細いようで、まるでうどんのような外見。
汁の色合いからカボチャと味噌がたっぷり入っている様子、よし、まずはその汁から一口。
うん、野菜の旨味がしっかり出ています。
疲れを癒やしてくれるようなほっこりとした優しい味、うん、これは美味い。
さて、麺はどうか。
ツルツルっとした食感、外見そのままうどんのような味わい。
最初は「ほうとうじゃないよな」と疑問を感じながら食べていましたけど、慣れてくると意外にこれがいけるんです。
太麺の一般的ほうとうよりも食べやすく、汁の味をしっかりと絡めて味わうことができる。
野菜も一緒に食べることができるので、様々な旨味を同時に口に入れることができる。
細麺の良さはこんなところでしょう。
辛味がS&Bの七味唐辛子というのは、辛いもの好きの私としては若干残念に感じたものの…
そうか、同じ山梨とはいえ「すりだね」は富士吉田のもの、甲府盆地にはないのか。
師匠も私もかなりの勢いで完食、優しい味に感謝しながら、ご馳走さまでした。
外はすっかり暗くなってしまいましたけど、「大菩薩の湯」には寄ってと。
塩山駅南口行きの最終バスは18:33、これを意識しながらもゆっくりと温泉を楽しむこともできました。
家に帰り着いたのは22:00近く、朝は4:30頃に出たので17時間ぶり。
夜はぐっすりと眠ることができ、新型コロナ後遺症もすっかり影を潜めてくれたようです。
最後に、 足の筋肉痛がおさまるのに丸3日かかったということを付け加えてと。
以上、大菩薩登山記でした。
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