・偶然見つけた隠れ家蕎麦屋「八洲」で、信州郷土の味メニューに大満足!特に蕎麦湯に蕎麦焼酎を合わせた一杯は絶品だった。
今回の宿泊は夕食なし、なのでと近隣でのお店探し。
空いているうちにと18:00前に出たのが裏目だったのか、空いているお店はほぼなく、1軒だけあった焼き鳥屋さんも予約でいっぱいとのこと。
「脇道に入ったところに、そば割烹みたいなお店があったので行ってみよう」と息子が言うのでついて行ったところ…
おぉ、このお店か。
『そば割烹 八洲』、なかなかいい佇まいじゃないですか。
よし、夕食はここにしよう。
座敷に案内されると、お客さんはお一人のみ。
これはラッキーなのか、それとも失敗だったのか、まぁ気にしても仕方ない。
スタッフのお嬢さん曰く、「当店は手打ちそばのお店なので、おそばは冷たいのがオススメです」と。
こう言われたら温かいそばの選択肢はない、ということでせいろと、あとはビールにワカサギ天ぷら、自家製のもつ煮をツマミにしてと。
「あと、蜂の子をお願いします」と息子。
私もオーダーしようかどうしようかと迷っていた一品、さすが我が息子、よくわかっているじゃないか。
すぐに運ばれてきたビール、よし、今日はお疲れさまでした、乾杯!
グビッと飲み干す一口目、やっぱり美味いですねぇ。
お、蜂の子、といっても原型はほぼ残っておらずですね。
干してあるのか、白い幼虫も食感はそれっぽくはなく、噛むと甘みが出てくる珍味。
茶色いのはサナギなのかな? エビの甲羅のような香ばしさがあってこちらもいい味です。
ワカサギ天ぷら、スタッフのお嬢さんが「サギテン」と連呼していたもの。
河口湖でもよく食べるので美味なのは知っていますけど、こちらの方が魚の風味が強いような気がします。
もつ煮は、馬なんでしょう。
クセはなく、肉の旨味もしっかりと染み出た汁も甘めで旨し。
う〜ん、信州らしいツマミを美味しく食べながら呑めるって幸せですねぇ。
ビールのお後はそば焼酎、白く濁っているのはそば湯割りだから。
この組み合わせは初めて、蕎麦に蕎麦なので相性がいいのは間違いなしですね。
そうだ、これをそば湯代わりにして、そば汁を飲むって美味しいんじゃないだろうか。
そんなひらめきがあり、少し残しておくことに。
せいろは予想よりもそば多め、箸でつまんで一口ズズッと。
う〜ん、美味い。
しっかりとしたコシ、噛んだ時のそばの香り、喉越しの良さと後に残るそば汁の風味。
これが全て揃っている美味しさ、押してくれたスタッフのお嬢さんには大感謝です。
すっかり満腹大満足のシメ、そば汁にそば焼酎をやってみたところ、これが最高に美味い。
焼酎の旨味が加わるのが良いようで、こんなに美味しいそば湯は人生初めてです。
そうか、そば焼酎のそば湯割りにチョイとそば汁を垂らしておくと、これだけで十分成立するかもしれないなと。
美味しいツマミにそばにと、ご馳走さまでした。
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