・古都奈良の味を自宅で!三輪素麺の繊細な風味と、ドライ奈良漬けの意外な食べ方をご紹介。
奈良・神戸旅行で買ってきた自宅用のお土産、旅程と同じく奈良のものから味わってみることに。
まずは三輪そうめん、現地で食べたそうめん流しが美味だったのを思い出しながら。
そうめんは家族全員が好きなので、これはテッパンのお土産ですね。
大黒屋神具店というレトロなお店で買ったもの、お土産なので最高級品の三光白瀧をチョイス。
一束で700円なので、普段食べているものの倍以上はします。
どうやら細いものほど高級な様子、これは直径0.6mmでした。
透き通ったような色合いの三輪そうめん、美味しそうですね~
よし、それでは頂きましょう。
一口啜ると、おぉ。
細いので当たりは繊細、でもしっかりとコシがある。
汁の絡まりよし、喉越しも素晴らしい一品。
250gは我々家族3人のランチにはちょうどいい量、美味しく完食でした。
と、ここから先は一緒に食べた妻と娘には内緒ですけど、実は三輪の流しそうめん店で食べたものの方が更に美味しかったんですよね。
そうめんの太さや喉越し云々ではなく、水の良し悪しが原因。
水で料理の味が変わる、そうめんというシンプルなものだとハッキリ出るものです。
お次はドライならづけ。
名前の通り奈良漬けを乾燥させたもの、軽いし液漏れもなくいいなと買ったんですけど、これが素晴らしく美味。
本物の奈良漬けよりもこっちの方が好き、私の率直な感想です。
初めて対面した時は、カリカリな外見に違和感を覚えながら一口。
最初は味がなく、なんだこれはという感じでした。
舌の上で水分を含ませると⋯お!
奈良漬け独特の風味が徐々に広がり、飲み込む頃には口いっぱいに。
なるほど、舐めていればいるほど味が濃くなるものなのかと、飲み込む直前に日本酒をクイッと。
う〜ん、奈良漬けと共に飲み下す後味、幸せいっぱい、疲れが癒えますねぇ。
この存在感、洋食でドライフルーツ代わりにもいいんじゃないだろうか。
試しにホワイトソースに乗せてみると、ドライレーズン…いやアプリコット…いやいや。
今まで食べたことのない豊かな風味、奈良漬けと知らなければ正体はまずわからないでしょう。
そうそう、こうやって食べるのであれば、細かく刻んむと味が伝わりやすくなるはず。
サラダのドレッシングに混ぜ込んだり、いろいろ試してみたくなりますね。
奈良の2品はどちらも大当たり、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・奈良漬は、平安京出土の木簡に記載されているのが最古の記録。当時は上流階級の食べものだったのが、室町時代に始まった清酒造りで現在の形になったんだそう。
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