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2025年1月19日日曜日

【旅行】粉雪の舞う諏訪大社春宮で感じた、神の息吹と焚き火の温もり

【この記事のポイント】
・歴史と自然が織りなす神秘的な空間に感動!下社春宮の焚き火の温もりと御柱の迫力、そして御神渡の伝説に心を揺さぶられた忘れられない一日に。


諏訪四社巡り、最後にお詣りしたのは下社春宮。
春宮には2/1〜7/31、秋宮には8/1〜翌1/31に諏訪明神が祀られるので、それぞれの季節をとってこの名称になっているんだそう。
こうやって神を遷座させるというのは全国的にも珍しいそうですけど、なかなかに風流な習わし。

境内の造りは秋宮によく似ており、まずは巨大なしめ縄がある神楽殿。

ふと参道の横に目をやると、おぉ、焚き火が暖かそうじゃないですか。
この日は午後から粉雪が舞っていたので、この炎が魅力的に映ったんですよね。

拝殿の造りも秋宮とほぼ同じ、というか、初めて見ただけじゃ違いは全くわからずです。

造営されたのは江戸時代、高島藩からの依頼によるものだそうで、秋宮を請け負ったのは宮大工の立川流。
対してこちら春宮は大隅流の柴宮長左衛門、コストは秋宮の半額以下、工期も短く仕上げたんだそうです。

そう聞くと、こっちの方がちょっと小さい? なんて気がしてしまうのは、認知心理学ではコンテクスト効果と言われるものなのかな。

御柱は2本同時にフレーミングできる位置関係。
もしかして、秋宮でも同じような撮り方はできたんだろうか。

そういえば諏訪大社といえば、御神渡が有名ですよね。
これは全面凍結した諏訪湖に亀裂が入ることを指しますけど、上社にいる建御名方神が下社にいる妻の八坂刀売神のところに通う、と伝説されているんだそうです。

-10℃前後の日が続くことで湖面が全面凍結するそうですけど、2018年を最後に確認されていないんだとか。
これも地球温暖化の影響なのか、今年はいきなり寒くなった冬、期待したいところですね。

春宮の最後は下馬橋。
室町時代の建造物、古のままの場所にあるので車道の真ん中にあるというもので、諏訪大社が地元にとっていかに大切なものであるかが伺い知れるものです。

上社本宮に前宮、下社秋宮と春宮。
1日で巡るのは少々疲れるものの、諏訪の真髄を一気に経験できた貴重な1日になりました。




諏訪大社 下社春宮
長野県諏訪郡下諏訪町大門193
0266-27-8316
出入り自由

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