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2025年1月18日土曜日

【旅行】諏訪大社下社巡り体験記:秋宮の神々しい魅力と御柱祭への想いを馳せて

【この記事のポイント】
・諏訪大社下社の秋宮、神楽殿の荘厳な姿や御柱祭の歴史に触れて神秘的な空気に包まれて、ネイリの杉の不思議な話も印象的。



午後からは諏訪大社下社巡り、まずは秋宮から。

下社は秋宮と春宮から成り、両社は1kmちょっとしか離れていないので、徒歩で巡るのにちょうどいい距離でしょう。
といっても雪が降ってきていたので、我々は車でササッと巡ってしまいましたけどね。

鳥居をくぐってすぐ、眼の前に現れる存在感のある木は「ネイリの杉」。
「寝入り」と「根入り」の2つの意味があるそうですけど、この木からはいびきが聞こえてくるとも言われているのは、さすが諏訪大社はミステリーの宝庫。

杉の裏手に立派な社殿、出雲大社のような立派なしめ縄がありますね。

ここでお詣りをして、さて、次は春宮と思ったところで… あれ?
皆さん裏手に廻っていくけど、何かあるのかな。

おぉっ! 更に立派な社殿が現れてびっくり。
こっちが拝殿なのか。

ってことは先程のは何?と調べてみると、神楽殿なんだそう。
あんなに立派な神楽殿、初めて見ました。

拝殿の左右にあるのは片拝殿というそうで、これも諏訪大社独特の造りなんだそう。
ん? そういえば、上社本宮も似たような建て方でしたけど、拝殿が一際高い秋宮だと別の建物であることがはっきりとわかります。

あ、これ、御柱じゃないですか。
上社では全く気付かず、諏訪大社はいずれも4本の御柱で囲われているんでした。

御柱祭はテレビニュースでも映像が流れるので、ご覧になられた方も多いですよね。
山中から切り出した樅の大木16本を4つの宮に運ぶというわけですけど、上社と下社では木の大きさもルートも異なるんだそう。

まず木の大きさは、上社は1本10トン以上、下社は6〜8トン。
「木落し」の坂は、上社が傾斜角30°・距離80m、下社は同35°・同100mと、微妙に軽い分だけ下社のほうがキツい坂なんですね。

御柱祭は6年に一度、次回は2028年だそうですけど、リアルで見るのは難しいんだろうなぁ。

最後に寄った宝物殿。

展示品の目玉は売神祝之印(めがみのほうりのいん)という銅の古印、でもそれほど印象に残るものでもなし。
雪が激しく寒くなってきたので、暖をとるために一休みした、というのが正直なところでした。

さて、次は春宮にというところで、続きはまた明日。




諏訪大社 下社秋宮
長野県諏訪郡下諏訪町5828
0266-27-8035
出入り自由

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